2005年08月21日

アナログつかいのバカグッズ-其弐-

昨日の記事でアナログつかいのバカグッズその1と題して、日々のレコを聴く前の儀式を紹介しましたが、今日は、レコ屋から、我家に嫁いできた中古レコの最初のメンテナンス方法を紹介します。

多くの人に
いぢられ、
ホコリに晒され、
中にはかなり邪険に扱われ…


とカワイソウな扱いを受けて来たヴァイナル達…
もう一度、美しい姿にしてやろーぢゃないか!

ということで、キレイニしてあげる事にします。
 
  
 
まずは、それ程キッタナクないヴァイナルの場合。

見た感じ、
指紋の跡が見られない。
変なシミも見られない。
溝の奥までホコリがつまっている感じもしない。
表面にホコリはたっぷりついている

そんな大事にされてきたっぽいレコは
最初からバカ丸出しのマシンでクリーニング!

DSC_0276.JPG
nitty gritty社のレコード・クリーニング・マシン
レコードを磨くだけなのにこの大げさな機械!
普通の人は、死ぬまで一度も触れる機会なぞないであろうバカマシン。
要は、「黒板拭きのクリーナー」ってどこの学校にもあったよね?
あれです。

まずは、専用液でヴァイナルをべちゃべちゃに濡らします。
↓(専用液)
DSC_0278.JPG

で、さっきの写真の左側の丸いところにヴァイナルをはさみ、スイッチON!
夜中は絶対使えないほどのでかいモーター音がなって、真ん中からごみと液を吸い取ります。
くるくるっと、手動でヴァイナルを1〜2回転すると…
たいていのホコリは完璧に取れます!
片面1分位の作業で、みためぴかぴか!
やっぱ、こんな大げさなものでも、持っていると本当に楽でっせ!

↓ちなみにロゴ。レコを磨きまっせ!と言うのをストレートに示すイラストが◎
DSC_0277.JPG

これ、完全手動ですが、この機械の高いヤツは「完全自動」で作業してくれるそうです。
…でも値段4倍位するらしい(15万?!)
腱鞘炎になっても、V.J.は手動で十分です。
そこまでバカぢゃないです。
(こんなもんを、所有しているだけでバカですが…)

これで、だいたい8割位のヴァイナルはOK!

でも…
清水の舞台から飛び降りる覚悟でご購入したレコ(V.J.的には20k以上出したヴァイナル)

あ…

もう、何十回も飛び降りてます…

か、
指紋だらけ
変なシミだらけ
昔はやった「ボンドパック」をした形跡あり

トンでもない扱いを受け続けたヴァイナルの場合は、面倒くさい手順を踏む事になります。

一部では絶賛されている魔法の水と魔法のクロス

DSC_0282.JPG
レイカのクリーニングキット(こんなもんが5,000円します)
A液で汚れを徹底的に落として
B液でコーティングする
ものです。

ま、効きます。確かに。
Nitty Grittyでクリーニングしたヴァイナルをレイカでもう一度磨くと、クロスがきったなくなる事ありますです。
でも、一度A液で磨いて、10分位待って、クロスで余計な液を拭き取る
で、B液でコーティングして10分位待って、またクロスで余計な液を拭き取る
これだけで、処理に片面15分〜20分かかります。。。

こう見えても、企業戦士のV.J.は(爆)
夜中にそんな悠長な事もしてられないのが事実です。

で、さらに、魔法のクロスって豪語している紙ですが、こいつで拭くと結構、カスが出ます。

レイカの説明では、オカルトグッズ販売会社だけのことはあり、誇大広告な自慢で埋め尽くされた説明書(当然ナナメ読みで捨てますが)に、カスが出ない様な事書いてあった気がします。

不当表示です。

で、ですね。
なんかのオーディオ雑誌に載っていたレコ磨き製品の紹介記事に、

超音波洗浄器

てぇのが紹介されていました。
その際、ヴァイナルを磨くのに、

「歯ブラシ」

使ってます…

ライオンのシステマが良いようです…
7〜8000円してました(あくまでも記憶です)

バカな…

歯ブラシに1,000円以上出すのは、本当のバカです。
でも、効果が気になります(苦笑)

なら

自作だ!

DSC_0267.JPG
ライオンシステマのヘッド×6

冷蔵庫のノンスメルの枠
で製作(総額1200円位?)

見てください
DSC_0268.JPG

超極細です(爆)

溝の奥の奥までホコリを掻き出しますぜ!

ついでに、実験君と化したV.J.は、超音波洗浄(またもや理系チックで原理不明。基本的にこの手のものにヨワイ‥)が効くってぇのなら、10万以上の洗浄器を買うなら、これでどうだ!と4,000円で購入した、超音波でシミを落とすマシン!
DSC_0286.JPG

お洋服に付いたシミを落とす「主婦グッズ」です。

超音波らしく、凄そうな文句が本体に…
DSC_0287.JPG

で、超音波が出てる(らしい)先っちょ
DSC_0288.JPG

効きそうな予感がします。
超音波で汚れを引き剥がし、
システマで掻き出す。


なんか

科学の粋

を極めている、超ハイテク機器!

な気がしますしません!

で、結果。
超音波の先っちょをヴァイナルに当ててしまい、

ビックリする様な傷を付けてしまいました…

それきり、超音波はお蔵入りです…
素人が余計なものに手を出す事は間違っている事が立証されました。
文系人間は、理系の理論で攻める製品に、たてつく事をせずに、

奥の座敷にうやうやしくお通しして、崇めるしか
残された手段はなさそうです…

また、関係ない話になりそうです。いつものことです。

と、言うことで、
汚いヴァイナルにはこんな方法で。

1.まず、作業用スペースに作業マットを敷く
DSC_0285.JPG

昨日紹介した静電気抹殺ピストルのMILTYが出しているマット。海外にもオカルト専用社があるんですね。
DSC_0284.JPG

2.レイカA液をシステマでごしごし
3.残った液を気に入らないクロスで拭き取る
4.レイカB液をクロスで伸ばす。
5.残った液をクロスで拭く。

って作業になります。

といっていながら、良い物を発見!
つれとドンキだかどこかに行ったときに発見!
またもや主婦グッズ!
「ミクロの起毛がお肌の奥の汚れをかきだします」

これだ!

その名も

「ゆびちゃん」…

DSC_0283.JPG

指にはさんで、くるくる。

最後はこれで磨くのが良い結果を得ています(爆)

まぁ、改めて考えても、アナログ道は奥が深い…

んな訳ないぢゃん!

まじで
ただのバカグッズオンパレードぢゃん!

踊らされているV.J.が

一番バカ

といえますが…

この記事は?
まぁまぁ面白かった(blogランキングに投票してやってもよい)

・・・
・・・
・・・
posted by V.J. at 12:28| 東京 🌁| Comment(10) | TrackBack(0) | audio | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
V.Jさん、こんばんは。
しかしまぁ、ワサワサ出てきますねぇ。
正直ちょっと引いちゃいます。^^;

嘘です。(お許しください)
ここまで来ると爽快ですね。

アナログはここまで大変なのと・・・・
まぁ拘れば! でしょうけど
私には到底真似できません。

楽しく拝見させていただきました。
これからもハイテンションな記事楽しみにしています。
Posted by ライ麦畑 at 2005年08月21日 22:37
ライ麦畑さん
マイドです!
V.J.です。

自分で書いていてホントにバカだなぁと思いました。
バカさ加減が伝わるように誇張して書きましたが(いつもの事?)、伝わったみたいで嬉しいです(笑)

アナログは本当に儀式的な手順が多く、大変ですが、クリーニングひとつ、セッティングひとつで、CD等とは比べ物にならない程コロコロと音質が変わるのも事実です。

大変なのですが、それに音がちゃんと応えてくれる。って言うのがマジで「趣味」ぽくて楽しいですよ!

どうです?
そろそろアナログデビューってのは!(笑)

ライ麦畑さんの盟友のもんさんも、アナログデビューを画策中とのコメントを頂きましたよ!
Posted by V.J. at 2005年08月22日 00:04
いやー。
あせっちゃいますねー、実は先輩からもらう約束をしたまますでに2年がたってるんですよ。
でも・・・V.J.さんのいうとおりで、やっぱLP12かなーとは考えています。
Posted by もんのオーディオ日記 at 2005年08月22日 04:33
もんさん
やっぱり、LINNツカイは、オールLINNが基本の様な気がしますよ(笑)
逆に、うちのシステムにLINNは浮く…

僕のイメージとしては、やっぱりLINNの真髄はLP12だと思っています。

彼等の工作精度の高さを身に着けた記念すべき作品ですし、全ての始まりがLP12ってイメージが強いですね。
Posted by V.J. at 2005年08月22日 09:09
うーん、こんにちは。V.J.さん、アナログ派なんですね。私、本当はクラシック・ファンなので一時アナログの世界に足を突っ込みました。ガラードのターン・テーブルを購入。トーレンスのトーンアーム、そしてSPUを始めとするオルトフォン達・・・・でも結婚したらすべてやめさせられました。トホホです。
未だにクラシックの世界では、単にアナログというだけでなく初回盤とか色々こだわりが強くあります。私の友人も凄いこだわりを持っていましたが、聞いた音はさほどでもなかった・・・・本人は凄く満足していましたが。
Posted by ぷくちゃん at 2005年08月29日 19:22
ぷくちゃん
コメントありがとうございます。(貴殿のBlogを拝見したら、ぷくちゃんさんは、NGとの記述がありましたので、恐縮ながら、ぷくちゃんと呼ばせて頂きます)

そうなんですよねぇ〜
思い切り自己満足の世界でしかない・・・って分かっている気がするのですが…
さほどでも無い気がしますし、さほどな気もするんですよねぇ〜
音は、聞いた瞬間から過去になり、純粋比較は永遠に出来ないものですから…

でもね、
変わった気がする
変わらない気がする
この境目の微妙なところに、妄想を膨らませる余地があったりします(笑)

で、無限地獄に落ち込むみたいですねぇ〜
うちのツレは、変に理解している(諦めているともいえますが…)みたいで、歯止めがきかんのですよ(苦笑)

どこかで、ある日突然、ばかばかしくなる気がしている(これも、「気がする」だけですが)
そんな日を夢見て、稼ぎを突っ込み続けるのでしょうね…

一応、ジャンキーですから。
習慣性
抜け出すには相当の覚悟(隔離。療養。強制)
なにがしかの、処置が要るのでしょう。
きっと。
Posted by V.J. at 2005年08月30日 01:27
2005年08月21日の記事でミルティーのワークマットについて書かれていましたが、私は以前からこれを探していましたがどうしても入手できません。
入手方法等お教え願えれば幸せです。
Posted by 菅原 at 2007年03月11日 16:42
>菅原さま
はじめまして。
コメントありがとうございます。
すみません…
こんなバカなトコロに(苦笑)

Miltyのマットをご所望との事ですが、これは、定かではないですが、既に製造中止だと思います。
私も随分前に入手したものですので、なんともいえませんが。。。

今でも現役で使用中のものですので、お譲りする事は残念ながら出来ないのですが、ヤフーオークションや、ebayなどの海外オークションを当ってみるのも手かもしれませんね。

お役に立てずに申し訳ございませんでした。
アナログをやられているのですか?
何かまた情報交換等できれば嬉しいです♪
それでは、失礼致します。
Posted by V.J. at 2007年03月13日 00:37
名前をKSといわせてもらいます。情報ありがとうございます。レコード超音波洗浄器を作ったものですから、水を拭取るとき使おうと思いましたが気長に探します。私にはCDとかのディジタルは全く対象外です。最近海外から中古レコードを買うことが多くなりその洗浄に苦慮しておりましたが製品は考えられないほど高額なため、これも市販の中古洗浄器を改造したしだいです。ちなみにターンテーブルはプレストのコンソール型カッティングレースを三台とガラード301を一台使っています。ソースは今まではクラシック中心でしたがモノラルシステムが完成してからはJAZZが次第に増えています。私は埼玉ですが貴方様はどちらになるのでしょうか?差し支えあるようでしたら無視してください。
Posted by 菅原 at 2007年03月17日 22:50
>菅原様
度々のお返事ありがとうございます。
年度末と言う事もあり、多忙且つインフルエンザにかかってしまい、お返事が遅れて申し訳ございませんでした。

>超音波洗浄器を作ったものですから
自作されたのですか?!
私も、めがねドラッグの店頭においてある、超音波洗浄機を何度カッパロウかと思った事か(笑)

>最近海外から中古レコードを買うことが多くなりその洗浄に苦慮して
僕も、eBayとかを利用する事多いのですが、確かに安いですが、ビックリするような状態のものも多く辟易してしまうこと多数です(笑)
しかし、あの値段はやはり魅力ですよね。

>モノラルシステムが完成してからはJAZZが次第に増えています
ガラードでJAZZですかぁ〜
憧れてしまいます(笑)
僕は、マイクロの糸ドライブにSAECのアームと言う「THE 定番中古」で、ロックとジャズ中心です(笑)

>貴方様はどちらになるのでしょうか?
僕は東京の杉並区在住です。
今後とも、色々情報交換させてもらえれば嬉しいです。
Posted by V.J. at 2007年03月24日 01:44
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