2005年08月09日

もてぎは関口を応援!

V.J.がmotoGPのブログの中で、最も信頼しているこばちょさんの記事の中で、既に来期のストーブリーグの話題が挙がっており、王子が圧倒的に一番人気だと知りました。

やっぱり、あのKAWASAKIをあそこまで持って行ったマシン開発能力が高い評価を得たんだろうなぁ〜と、つくづく感じました。

当然、あと1ヶ月後に控えたもてぎのmotoGPでは王子にも期待するのですが、
V.J.的には、もうひとり…

 
 
250ccで頑張っている

関口太郎

を、応援せざるを得ません!

一昨年、ヨーロッパ選手権を全勝、ぶっちぎりの優勝を果たし、250ccに参戦!
しかし、誰かさんの様に、HONDAの新人育成プログラムとかそういう恵まれた待遇ではないため、弱小チームで大苦戦…
今期こそ!と新チーム体制で臨もうとしたところ、レース前日にメインスポンサーが夜逃げ…

走る広告塔と化している現在のモータースポーツの世界では、満足に走れる体制を作れるはずもなく…
更に、ヘレスで行われた3月のIRTAテストで大クラッシュ…第1戦〜7戦まで欠場。
久々復帰のドニントンでは大雨転倒…
ザクセンリンクではなんとか18位完走!

不運の幕の内弁当です

でも

どんな逆境にも負けない、不屈の精神力

に勇気付けられます!

殆ど、悪意のみで成り立っている2ちゃんねるで、彼のスポンサー募金を精力的に行ってます!

2ちゃんねるの住民は(ちなみに、V.J.は時たまROMるだけですが)電車男もそうですが、
ホンモノの勇気に対しては、善意の集団になるようですね!

でも、嬉しいよね!
そうやって、頑張っているヤツを、個人ひとりひとりの力ではなんとも出来そうに無い事を、見ず知らずの連中がサポートするって姿はさ!

昔は、motoGPクラスは、(当時、GP500でしたが)プライベーターが許される時代がありました。日本でも、新垣選手とか参戦していましたね。資金が尽きると数戦欠場。で、スポンサーをまた探して、途中から再度出場。
海外では、マルコ・パパ(彼はプライベーターかどうか分かりませんが)という、

周回遅れで、上手に抜かれるスペシャリスト

なんてライダーも存在しました。

でも、今のGPはプライベーターの出場が許される様な状況が許されない程、スポンサーの力で、レースもチームも回っています。。。

そんな中、今回の関口太郎選手の精神力には素直に拍手を送るしかないでしょ!
で、声を限りに、もてぎで応援するしかないでしょ!

確かに、王子は、HONDAの選手のように、「ひも付き」でのGP参戦ではありません。(SP忠雄のヒモはついてるかもしれませんが(笑))
自分のマシンセッティング能力と、走りで、また、一歩、階段を登ろうとしています。
それはそれで、快挙なのですが、V.J.は関口選手をまずは、応援したい。心情的に。

でも、余談ですが、昔からHONDAのライダーはGPの世界に今だから出易くなりましたが、結構、かわいそうだなぁ〜と思う時期もありますよね。
平や本間(YAMAHA)は世界にチャレンジする機会を与えられて来ましたが、HONDAは
「日本国内のバイクの売れ行きを維持=全日本で活躍することが最も重要」って方針だったのかな?

岡田は全日本チャンピオンを原田と争って敗れて初めて、GPへ参戦が決定しました。
F1も同様で、中嶋の最盛期は断じてF1時代ぢゃないよね。
岡田なんて、2年早くGPに行っていれば、250ccチャンプ、500ccももしかしたら…って想いが今でも消えません。

ま、そんなヒモが無い、王子と関口選手。今回のもてぎの一番の応援の目玉だ!
ってV.J.は期待しています!

と、いいつつ、US YAMAHAカラー参戦のほうが、個人的には期待しているのですが…(爆))

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ラベル:MotoGP
posted by V.J. at 02:17| 東京 ☔| Comment(2) | TrackBack(1) | motorsports | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
どうも、ちょこっとお邪魔しました。
僕の先輩がスポットでWGP125ccに以前出ていましたが、若手に機会を与えるとか言う年齢制限のレギュレーションのため出場できなくなりました。
確かに、全盛期のライダーが世界に出られないのもつらいですが、まだまだ元気なライダーにはがんばって欲しいですね。
Posted by もんのオーディオ日記 at 2005年08月18日 10:29
コメントありがとうございます。
もんさんもライダーでしたよね?
僕は今のバイク、車検が切れてしまいそれきり、1年も乗ってないです…
こまめにエンジンかけてたのですが、最近、ちょっとさぼったらセルが回らなくなりました(苦笑)

本当に、昔のGPの様な各クラスの「スペシャリスト」や「プライベータ」が出場出来ない土壌にどんどんなってきていますね。
確かにTOPクラスのバトルはすごいのですが、あるいみ、「判官贔屓」とか「感情移入」とかし難くなっています。
どんどんF1化の道を歩んでいるのが嫌です…
Posted by V. at 2005年08月18日 11:43
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