が、しかし、
THE WHOのALBUMのなかで、どうしても嫌いになれない。
いや
生涯この10枚位
には確実に入るであろうALBUMがあります。
(生涯この5枚になると怪しいですが(苦笑))
当然、今回のタイトルでもある…
MY GENERATION
こそがそのALBUMです!
実質的なデビューアルバムですが、この辺のUKのアーティストの中で、ブッチギリに素晴らしい1st Albumだと思います。
Beatles P.P.M.…論外。やっぱROCKぢゃないよ。POPSだよ。
G.マーティンはBeatlesにであう前は、EMIでも片隅で映画のサントラとかやってたヒトだから、プロデューサーの色が出た?(アーチストとプロデューサーの話はそのうち書きたいですね)
STONES 1st…悪くないけど、WHO程の完成度は無い。単に好きな曲をカバーしただけ
Small Faces…こっちがホンモノのMODS。WHOはニセモノ。
本当に黒い、最高!でも、WHOのPOPさと、ニセモノだとしても、Kids are alright,My generationといった、現在でも通じる、若者の鬱積したキモチを表出したナンバーは無い
S.Davis Group…S.Winwood歌、最初からうまい…でも、それ程聴かないなぁ
THEM…↑に同じ。↑より聴かない。
PRETTY THINGS…これは良い!ガレージロック!WHOが若者のココロの代弁者(尾崎豊かなんか)だとすると、こいつらはホンモノの不良が不安とか明日とかなーんにも考えずに突き進んでいるところが最高です!
(V.J.的には、STREET SLIDERSあたりでせうか)
KINKS…これこそ最高!うーーんWHOより良いな。こっちのほうが…
というわけで、V.J.的1st ALBUM対決としては(企画が違ってきてますが…)
KINKS>WHO=PRETTIES>SMALL FACES>STONES>S.DAVIS=THEM>BEATLES
てなかんじで、KINKSが永遠のTOPなのですが、WHOも僅差ですげー良いですね!
My Generationの特徴は、黒っぽい曲が他のどのALBUMよりも多く入っている(でも、どうやっても、全く黒く無いです。だから、その後、Hard Rockの元祖にはなっても、STONESやSMALL FACESにはなれなかった点が減点要素なのですが…)事と、
やっぱり、当時(今でも通用する)若者のキモチを代弁する歌詞とタイトルですね!
1曲目からOUT OF STREETですよ!
路地裏から睨み付けているジャケットそのままですよ!
で、My Generationですよ!
俺たちの時代は俺たちの手でってさ!
で、Kid's Are Alrightですよ!
もはや若者の代弁者以外の何者でもないですね!
演奏もうまいし、コーラスもきちっと決まっているし、やっぱ、ここまで完成度の高い1st Albumってぇのは、何度聴いても良いです。
単純にカッコイイです!
ホント、WhoはAlbumを進めるにつれ、どんどんP・タウンゼントのStory Tellerぶりが鼻につくようになるのですが
(KINKSのR・デイビスの市井の人々を皮肉るStory TellerぶりはOKなんですが…)
この1st Albumには、そんなこんなを全てわすれさせてくれる、「勢い」と、ほとばしる「熱気」が感じられて、とにかく最高です!
でも、このAlbumはきちんとMONOで聴いてこそなのですが…
今、現在、まともなカタチでMONOが聴ける状態に無いのが本当に残念です。
(しかし!丁寧な復刻で有名なClassic Recordsから、マイジェネ、MONOで復刻発売のNEWSが!!!!
アナログタンテを持っているヒトは親を質に入れても買いましょうね!絶対!!)
私も当然、GETしたいと考えているのですが、まずは、我が家のマイジェネ地獄をばご紹介。
揃いも揃ったマイジェネ達↓
左からUK Org. MONO(それにしても、ジャケぼろぼろだなぁ)、US Org. MONO、マイジェネDXエディションの再発紙ジャケ(UK/USそれぞれのデザイン!)、下に敷いてあるのが、DXエディションが発売された際に極少数同時発売されたアナログ2枚組!
やっぱり、UKオリジナルが、音質的には、「音の塊が飛んでくる」感じがGoodですが、USオリジナルのまとまった&ヌケの良い音も捨てがたいですね。
The Whoは伝統的になぜか、US盤に音の良いものが多く、V.J.があまり得意でない、Who's NEXTも、US盤のほうが全然音が良い事になっています。
UKオリジナルとそのCD。CD良く出来てます↓
で、USオリジナルとそのCD。こっちもうれしくなります!↓
しかし…UK盤に大きな問題が…
このAlbumのハイライトでもある、My Generationだけ、他の曲よりも、圧倒的に音圧、音の鮮度が低いのです。
7インチの音源を無理やりつなげて押し込んだとの事が理由と言われています。
そうなりゃそうなったで、7インチを持っていなけりゃね…↓
UK Brunswick My Generation 7inch orig.
7インチついでに、STONESのシングルコレクションに対抗したかどうか知りませんが、WHOもシングルコレクションを出しています。で、これは初回に極少数出回ったアナログ盤シングルコンピ!既に貴重になりつつあります。↓
で、中身はこんな感じ↓
よくよく見れば…
こシングルボックスのマイジェネは、レーベル面からすると、、、
ジャーマンDECCAレプリカ!ってことになります↓
とにもかくにも、これで、マイジェネの音の悪さからは開放されます(US盤はそんなこと全くありません)
もはや、マイジェネへの長い長い旅は終わった様に感じておりましたが、Classic RecordsのMONO再発に関しては、店頭で見かけたら即買いするんだろうなぁ…
でも、録音からおよそ40年経ったものですぜ。
これで、Classic Recordsさんが良い音で復刻してくれていたら、V.J.が大枚を叩いて、徐々に集めてきたマイジェネアナログsは、ただの「塩ビ骨董品」に成り下がるのでしょうか?
ま、その位凄い復刻だったら、VINYL蒐集にサヨナラできるかも!
…多分、しない気がするけど
この記事は?
まぁまぁ面白かった(blogランキングに投票してやってもよい)
しかも、おそコメ、失礼しました・・・。
The Whoのこのアルバムはやっぱり良い!
ただ、その後のものに好きなもの、
殆んどありませんが・・・。
あはは。
カナさんとこのコメトラ読んでくれてこっちに来てくれたのね♪
アリガトウ♪
>ただ、その後のものに好きなもの、
殆どありませんが…。
その辺は好みの問題かなぁ〜
なーんてね。
僕もそういう意味では、まだTOMMYもWHO'S NEXTも四重人格も分かりません(笑)
LIVE AT LEEDSだけは、まぁ、好きかも♪
ダイスキ!って程ぢゃないけどね。
P.S.なんで、コメ欄ピンクなんだろ…