CDだとおよそ2,000枚近く。LPはその半分位かなぁ〜、床が抜けるのを日々心配している毎日ですが、当然、「誰?これ」といった購入したのすら記憶にないCDから、「よくまぁ、毎日毎日飽きもせず聞くなぁ」というお気に入りまで様々な音楽が家に溢れています。
やっぱり、昼メシをMACの100円バーガーで我慢して、CD買っているヤツラのために、この、散財帝王が特に気に入った音楽をぼちぼちとこれからも紹介して行きたいと思います。
で、今日、紹介したいのは
本当のSOUL
それは…
NINA SIMONE /
NINA SIMONE and Piano!
(邦題は「ニーナとピアノ」とベタなタイトル)
基本的には、JAZZのカテゴリーに入るヒトです。
ピアノ弾き語りです。
ROCKのコーナーには置いてないCDです。
しかし、このAlbumもジャンルなんてツマラナイモノを遥かに超越しています。
1曲目のピアノの1音
そして第一声
もう負けました
声で圧倒するArtistは沢山います。
激しいシャウトで感情を表現するArtistも沢山います。
声も楽器のひとつのArtistも沢山います。
でも、ニーナは
「そこに声がある」
だけです。
もしも、SOULにカタチがあるとしたら、
「この音楽こそがそのカタチ」
だと思います。
(音にカタチは無いのですが、、、)
ピアノと声だけ。
それで、これだけ圧倒し、身動きを取れなくし、(陳腐な表現ですが)SOULをわしづかみにされる経験は、このCDでしか得る事は出来ない…と、思います。
SOULというと、
女王アレサ・フランクリンや、オーティスの切ないボーカルや、ジャニスの哀しいうた等沢山ありますが、そのどれともNINAの声は違うのです。
決して歌が上手い訳でも、声が良い訳でも無いです。どちらかといえば、「だみ声」の部類に入るでしょう。(わざとと思いますが)「音程もしっかりしていません」
なんか、V.J.が書こうとすればするほど、伝わらなくなる気がします。
ニーナの声は
文章で学ぶものでもなく
聴くものでもなく
感じるもの
でしょうか。
とにかく感じて下さい。
この経験だけは共有したいって思います。
本当は、WHOもSMALL FACESもMANNFRED MANNもPRITTY THINGSもSTONESの他のALBUMもPAUL WELLERもKINKSも沢山紹介したいのですが、「この1枚」となると、第一回に紹介した、TONY KOSINECや、今日のNINA SIMONEになってしまう…
でも、本当に良いのです。
ROCK、それも最近のROCKを聞いているヒトや、メインストリームの音楽を聴いているヒトにこそ聞いて欲しい。
そんな気がします。
BGM:NINA SIMONE…AND Piano! BVCJ-37371 CD
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ニーナとピアノ+4

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このAlbum、次Tryしてみます。
Liveが本当に気にいったので、
興味がモウレツに湧いてきました!
>なんか、V.J.が書こうとすればするほど、伝わらなくなる気がします。
これ、自分が書いているときもそうでした!
>ニーナの声は
文章で学ぶものでもなく
聴くものでもなく
感じるもの
全く同感です!
久しぶりに心をえぐられました!
昔のにコメント嬉しいです!
>久しぶりに心をえぐられました!
そうなんですよ!
NINAの声は、ちょっと他には表現できない位、つきささる何かを持ってます。
僕の記事で紹介したのは、JAZZよりではありますが、ジャンルなんてチンケなコトバを超越する素晴らしさがありますので、是非!
今日Getしました・・・・。(笑)
これから早速聴きます!
では!
おぉ!
買われたんですね!!
是非、感想UPを!
楽しみ楽しみ♪
でも、こうやって、音楽の輪が拡がるのは、BLOGをやってて良かったなぁ〜と思う瞬間です。
ニーナ熱、当分治りそうもありません!(笑)
Stones見れば、治るかも?
でも、聴けば聴くほど、深みにはまっていく
すばらしいVo!
ジャンルなんて、この人、飛び越えちゃってますね、完全に!
無人島に持って行く50枚に殿堂入りです!
それでは!
完璧にNINAにはまってますねぇ〜
JAZZから見ると、ピアノがクラッシックすぎるとか、声がだみ声過ぎるとか言われているみたいですけど、彼女を聴く度に、ジャンルなんていうつまらないものを超越している感じありますよね。
リュウさんの感想、よーく分かります♪
やっぱ、良いものは良い♪
これが基本ですね!
このAlbumは強力です。侮れない。
T.B、またまた、飛ばしました。
ヨロシクです・・・・。
TBありがとう。
記事拝見しました。
本文紹介まで恐縮です!
本当に、こんな拙文ですが、書いて良かった。って思います。
リュウさんがこんなに気に入ってくださったんだからね!
でも、本当に良いでしょ?
この世のなかで、ジャンル分なんてツマラナイ事を拒否する様な佇まい。
これぞ、音楽です!