2015年10月20日

2015.10.14 PAUL WELLER @ ZEPP DIVERCITY TOKYO

DSC_9483.JPG 2012年の10月以来、丸3年ぶりの来日となる我らがアニキ、Paul Wellerの来日公演初日。
東京、大阪、横浜のライブハウス3Days
追加出るだろ。と高くくってたけど、追加無し。名古屋飛ばしのミニマム3公演…

ライブハウスツアーもすっかり定着のWellerです。
一時は日本は客が入らないからもう行かない発言などもあり、気をもませましたが、こうしてこうやってホールツアーではなく(やはり客が入らない?)ライブハウスにちゃんと来てくれる事に感謝しつつZepp お台場ーCITY へと足を運びました。

  
 
ZEPP DIVERCITY TOKYOは正直言って嫌いなハコ。
ライブハウス自体はまぁ、見づらい訳でも音が悪い訳でも無いんだけど、「お台場ーシティー」が田舎のジャスコみたいな趣で、そこにたむろする輩がマイルドヤンキー…ぢゃなくって、場所柄を反映してか中国人、韓国人ばっかり…

んで、安っぽいフードコートを抜けないと、ライブハウスに辿り着けない導線もいただけません。

さぁ、これからLIVEだ!
という高揚感を削ぐあのアプローチ…
毎回嫌な気分になります(笑)
外通ればガンダムがお出迎えだしね…

そんなフードコートで友人と待ち合わせ(苦笑)
中国人観光客に交じって、いかにもな(プリグリの服着たアンちゃんや、VJの大嫌いなファッションモッズ達)がちらほらと、場違い感丸出しで、うつむき加減に早足でフードコート内を通り過ぎます。

そういう僕たちも似たようなもん。
駆けつけのビアを流し込んでライブに臨みます。

整理番号70番台とそこそこ良かったので、会場時間に並んでのご入場。
ライブハウス入口の階段付近には、サポートメンバーのA.ルイスやA.クロフツ達がうろうろしてます。
このアットホームな感覚、このバンドに固まってからのライブ本数も増え、いい意味でファミリーになったのを感じさせる佇まい。

アパレルを片目で見て、ニューアルバムのデザインだったのでスルーしつつ会場へ。
友人含め、ライブハウスがシンドくなりつつあるお年頃(苦笑)
周りを見渡せば、若作りしてるものの、よくみりゃご同輩だらけ…(微笑)
最前列にねじ込もうと思えばねじ込めましたが、分別ある大人のV.J.は最初の柵に寄り掛かれるWeller真正面位置に陣取りライブを待ちます(失笑)

KINKS
S.F.
M.ClaytonのGimmie Shelter
SOUL/R&BのいかにもWeller好きそうな曲が流れる中、だんだんと客席もあったまって来ます。
前回のLiveのように、意味の分かんない日本人で客席が冷えたのと違って、Wellerがリスペクトする楽曲達が和やかな雰囲気の中に期待が高まる感じを良くサポートしています。

開演時間の7時を2,3分過ぎたあたりで、客電が落ち、メンバーがぞろぞろと持ち場に着き、アニキが元気いっぱいで駆け出して来ます。

うぁ…痩せた!

写真で見て痩せたのは理解していましたが、実物を見て更にビックリ。
一時期の腹の出た妊婦の様なお姿でのショッピングシーンをパパラッチされたときをピークとしたら、3周り位小っちゃくなっちゃいました。
前回ライブの時も、すっかりシェイプされていつつも、まだ厚い胸板に漢の雄姿を留めていましたが、今やJAM〜スタカン時代のひょろっひょろの青二才みたいな細さ…

腹出てるより全然良いけど、激しいLIVE最後までスタミナがモツのか?
と、母親の様ないらぬ心配をしつつ、気付けば、自分がLive最後まで持たない位体力も落ち、脂肪も増えているという…

全然話が先に進みません。
はい、いつものことです。

さて、気を取り直して
一曲目はCome On/Let's Goから!
ニューアルバムが出るまで現時点での個人的最高傑作のAS IS NOWを代表する一曲からのスタート。
ライブの一曲目として相応しいMOD賛歌です♪
嫌が応でも盛り上がります。

続いてニューアルバムからの曲を3曲と立て続けにぶちかまします。(I'm Where I Should Be〜Long Time〜White Sky)
キャッチーなリフや印象的なメロディなし
深いエコーの中で鳴らされている楽器達
A.クロフツのKey.が奏でる効果音的なシンセのピロピロ…
SONIC KICKSでは未消化だった現代のサイケデリックな音像を本格的にモノにしたNew Albumの楽曲は、タンテの上よりもずっとLIVE映えします。

でね…
この後が凄かった。
完璧に前半のハイライト!
スタカン時代のサイケデリックな作品、SOUND AFFECTSからその中でも重要な曲である
Boy About Town〜Man In The Corner Shopを立て続けに披露。
この2曲はサイケと言う訳ではないですが、ビートルズのRevolvorからの影響丸出しのSound Affectsで見せたサイケ的な手触りからウン十年後、Saturns Patternで到達した音響派的なサウンド。
Wellerの音楽的足取りをLiveの中で時間も距離も超えてさらっと並べて提供する凄さ…

そんなやってくれるぜ!的な選曲から息つく間もなく…
My Ever Changing Moods〜Have You Ever Had It Blueと、スタカンの代表曲の波状攻撃。
ラッパが無いと辛い気がしないでもない(特に後者)曲も、今やWellerの助さん角さんのフロントハゲ2トップの2人が、見事なまでに曲を構成してゆきます。
A.ルイスの腰に来るB.に、クラドックのワウやらなんやら装飾過多のG.で完璧にバンドの音として蘇っています。
個人的にはドラムスがちょっと固いってゆうか直線的なビート過ぎるなぁ…と言う気がしないでもないですが、ま、そこはタイトな演奏と言う事で及第点かな←偉そう(苦笑)

惜しげもなく、JAM〜スタカンの楽曲をNew Albumと並べて演奏する姿を見ながら、昔は絶対頑なにJAMもスタカンもやらなかったけど、全てを俯瞰して今の自分の血肉として料理出来る様になったんだなぁ。
本当に今、充実しているんだな。
と嬉しくなっちゃいました♪

NEW ALBUMを聴いた時から、今回のツアーのキーワードは「サイケデリック」だと思っていました。
なので恐らく要所要所で絶対聴かれると思っていた、LIVEでは毎度おなじみのUp In Suze's Room
JAM〜スタカンのノスタルジーから現実世界に引き戻す感じで長尺のジャムが続きます。
つづいてのNew Albumからの曲を挟んで、2度目のハイライト!

INTO TOMORROW〜ABOVE THE CLOUDS
の連続攻撃!
MOVEMENT名義だったかな、チッタで観た初めてのソロを嫌でも思い出します。
なんだか、今回のLIVEはサイケデリックな音像でコーティングした彼のキャリアの「集大成」だな。
なんだか、ここまで大判振る舞いだと、もうWeller観れなくなるんじゃないか…と、一抹の不安すら感じる位の選曲が続きます。

Paper Chaseで多分一番ちっちゃい息子にドラムス叩かせたりの余興(失礼)を挟んで
Friday Street〜Porcelain Godsと、Wellerならではの大きなノリの曲からのサイケ長尺ジャム。当然、本LIVEの核となる瞬間です。
混沌とした音像で更に酩酊感を醸成しながら永遠に続くのではないか?と思わせるぐにゃぐにゃした音像に身を委ねる気持ち良さ!

LONG HOT SUMMERで一端リセットしてから
Starliteの無機質なビートで更にチルアウト。
Peacock Suit〜Start!で煽るだけ煽って終了。
この辺までLIVEの流れ完璧です♪
今改めて思い出しても、本当に良く練られたライブ構成だったなぁ…と。

アンコールは、New Albumからの曲が続きます(Pick It Up〜These City Streets)
正直この瞬間だけが、このLIVEでダレたトコ(笑)
あくまでもNew Albumで勝負する心意気はやはりアニキならではですが、このビミョーなテンポの曲をここで2曲続いた頃から腰におもーーーぃ嫌な感じが広がって来ました(苦笑失笑侮蔑)
なんか疲れちゃった((笑)

そんな初老オーディエンスをあざ笑うように
From The Floorboards Up〜In The Crowd〜The Changingman
のフルチン攻撃
参りました。
おもーーーい腰を忘れて踊り狂いました、はい。

ちょっとFloorboards Up〜In The Crowdは、前に聴いたライブよりもずっと遅い気がしないでもないですが、今日のWellerはただ早けりゃ良いって訳では無いというか、あまり早い曲は合わないセットリストですので、このくらいのテンポのほうが他の楽曲より馴染みます。
でも、チェンジングマンは相変わらずのキレ。
やっぱりこの曲を聴かないと終われないよな。
で、アンコール終了☆

今日のオーディエンスは最高だ!
なんてリップサービスも飛び出して2回目のアンコール!!
アンコール一発目程ではありませんが、ゴースト〜Be Happy Childrenの流れはちょっとダルい…
もう少しアッパーな曲で精も根も尽きるまで躍らせてもらいたい所をなかなかイカセテくれないヒヒジジィ攻撃が続いて、マリスで大団円♪
クラドックと肩を組みながらのパッパッパッパパラッパ〜♪ の大サービスも飛び出し、メンバー全員が並んで挨拶してライブは終了。

2時間超え、計28曲のまさに集大成のライブ。
今までメガネスーパーかなんかのフェスみたいなスタカンを観て以来、アニキの来日公演にはほぼ足を運んで来たけど、やっぱり今日が一番凄いLIVEだったと思う。

このブログ、滅多に更新しないけど、事あるごとに言っている事があります。

「最新作が最高傑作」、「今が絶頂期」
であろうともがき続けるアティテュードを持ち続ける事こそが、V.J.がアーティストに心底惚れる一番の要因なんだと思います。
そしてそれをいつでもずっと身を持って実践し続けてくれる、Paul Weller(日本だと元春がそれに当たるかな)こそ、V.J.の永遠のアイドルなんだろうな。
と思った次第。

おぃ!
なんやかんやのアーカイブビジネスやら、ベスト盤発売で来日公演なんかやってんじゃねーよ!
おぃ!
なんちゃら再現ライブとかゆって、過去の栄光にしがみついてるんじゃねーよ!
新譜なんて出すより、一定数の固定客が見込めるライブの単価上げて、年寄の懐狙ったビジネスばっか考えてんぢゃねーよ!(RングSトーンズとか、Wゥ−だよ!)

SET LIST
Come On/Let's Go
I'm Where I Should Be
Long Time
White Sky
Boy About Town
Man in the Corner Shop
My Ever Changing Moods
Have You Ever Had It Blue
Up in Suze's Room
Saturns Pattern
Going My Way
Into Tomorrow
Above the Clouds
Paperchase
Friday Street
Porcelain Gods
Long Hot Summer
Starlite
Peacock Suit
Start!
Encore:
Pick It Up
These City Streets
From the Floorboards Up
In the Crowd
The Changingman
Encore 2:
Ghosts
Be Happy Children
Town Called Malice
posted by V.J. at 20:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | LIVE観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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