2014年03月09日

THE ROLLING STONES 14 on FIRE JAPAN TOUR FEB26,2014

ご無沙汰しています、V.J.です。
って誰もみてねーよ!と、一人突っ込み。
昨年3月のシュギー・オーティスのライブ観戦記以来ほぼ1年ぶりの本編UPとなります。

STONESが来ていたんですね、来ていたんですよ…
やっぱり、以前と同様に、STONESとWELLERが帰った後に起きる「せみぬけ」状態が続いていますが、やっぱり書き留めておかないといかんな。
そんな思いに駆られて書いています。

 
 
今回の14 on FIRE TOURだけど、正直、全く期待していませんでした。
結成50周年に伴い再始動したSTONES
そっからがケチのつけ始めだったのです。

何年ぶりかにWOWOW再契約して、正座して待つ50周年STONESのLIVE
ビルもテイラーも参加する、ここ数年顕著な「オリジナル・ストーンへの先祖帰り」への目配せ(ロニーの立場を斟酌しないトコもSTONESらしくて良いですが)をしたLIVEです。
彼氏になりたい。とかありえない楽曲を冒頭からぶちかましてゆくSTONES…

ん?
ん??
ん???
なんだこれ…

ツアーアタマはぐだぐだな事が定番なSTONESですが、そういうぐだぐだとは明らかに違う…
ぐだぐだというよりも、「もたもた」
なんぢゃこのグルーヴ感ゼロのもたもたしたロックのような音らしきもんは???
テンポが明らかに変…

その違和感は、ハリケーン・サンディ救援のチャリティライブ12-12-12でも。
別にどーでもよいYou Got Me Rockin'ですが、なんだこのもたもたした音は?
ミックが歌いずらそうです…明らかに彼のなかの肉体的ビートがバックと合って無いのが…
バックとあっていない?
キース…

腹の出た見てくれも劣化したキースが、活動をしていなかったこの数年で明らかにSTONESのBEATを見失っている、STONESのGROOVEを作り出して来た張本人のはずなのに…
完璧にミックの中のビートとキースの中のビートが合っていない。

この思いは、グランストンベリー、ハイドパークと続くライブを見ても払しょくしきれませんでした(だいぶマシにはなってきたけどね)

晩節を汚す

STONESだけはそういう事は訪れないものと勝手に思っていたのだが、この50周年に伴う活動は聴く度にキモチが離れて行く自分を感じている中での来日発表でした。

例年来日時にはコネをフル活用して、少しでもストーン達に近づこうと、1公演複数枚チケを押さえて、最も良い席を取捨選択しながらライブに臨んだものでした。
でも、今回の来日はこんな調子で、自分の中の「STONES愛」が史上最低ラインにまで落ち込んでいた事もあり、普通に抽選(今回のキョードー(&ぴあ)の仕切りのありえなさ加減は、機会があれば書きたいのですが…)に回り、あろうことか、全てスタンド席…こんな事初めてですが、ま、いいや。てな感じでライブまでの日々をキモチが上がらないまま過ごして来ました。

何故にここまで長々とこんな事を書いているかと言うと、結論からゆうと、こんなアガらなかった事前の状態に比べ、行って見れば、3日間ともやっぱりSTONESは最高だったし、楽しかったし、V.J.は骨の髄までSTONESが好きって事を改めて認識したんだけどさ…

…だけど、そう思っているSTONES自体が THE ROLLING STONES としてのレベルに達していない。
それが大前提だという事だけは言わなければいけない。それは3公演を観終わった今でも残念ながら変わらなかったんだ。

でも、やっぱり、STONESがダイスキだ!
本当に最高で最低のロックンロールバンドだよ…

で、初日(2/26)
久々のSTONES。久々の東京ドーム。
最近V.J.が参戦するライブは、ライブハウスが多い。まぁ、どんなに大きくても武道館がせいぜい。
基本、野外フェス撲滅派なんで野外もあまり行かないのであまりの人の多さに戸惑いながらも一応、6時半に着席。
当然始まるはずもなく、7時ちょい前にやっと客電が落ちる。
コンチネンタル・ドリフトよろしくのパーカッシブなビート
The Great Rock'n Roll BAND THE ROLLING STONES!!!(ちと違うかもしれないけどそんな感じ)のMC
全て、過去のLIVEを追体験するかの様な演出…

さてさて、Start Me Up…
と思っていた所に、不意打ちの様なGet Off Of My Cloud!!!!
いつぞやのセンターステージで観た以来の興奮!
ノラナイキモチをいきなりぶっとばすかのようにOf My Cloudの会場全体でのシャウト
ストーンズの世界に引き込まれます。

しかし…
そのままノリ続けようと思った矢先の…
IORRのイントロのキースのしくじり
チャックベリースタイルのチョーキングが弾けずに弾き直し
アチャー…(´Д` )

この後、ワイルド・ホースでのハモリがマイク無しで歌えないキース
リクのBITCHイントロでのやらかし
自分のソロパートはまぁまぁでしたが…

極め付けは…
ギミシェルのイントロのアルペジオが速すぎて指もつれて弾き直し
なかなかのダメっぷり(苦笑)

それどころか、笑顔も殆ど無し
ギターの交換は、ローディーに全て取り替えてもらい、自分ではギターすら持ち上げられない風情
半分は後ろ向いて動かず。往年のビル・ワイマンと良い勝負の動かいっぷり。
動いてもよぼよぼ…ジョニー・ウインター並み(さすがに言い過ぎ)

でもね、そんな絶不調のキースですが…
「ラフでルーズ」と言う褒め言葉に甘え、「ろくすっぽ弾かないでポーズばっかりキメル」弾かないギタリストに磨きをかけ続けて来た近年のキースにしては、例外的に自身の指先を一心不乱に見つめ、真剣にギターを弾いています。

タブ譜を見ながら、1音1音を指に刻み込ませようとしているギターを持ったばかりの中学生のように…

そんなキースの不調を見かねてか、ミックがぐいぐいとショーを引っ張ります。
花道の端から端まで走り切っても息ひとつ乱さぬアスリートぶり。
キーも下げずに、最初から最後まできっちり歌いきるプロフェッショナルなボーカル。

ロニーも絶好調、絶えずキースの近くで気遣い、ギターパートをだいぶ引き受けている感じ。
リサもギミシェルの見せ場の前に、必要以上にキースにちょっかいを出して元気付けています。

ローリング・ストーンズのライブが、サポートメンバーに支えられ、バンドとしての音を失って久しいですが(スティール・ホイールズ以降はダメ。バンドのアイデンティティは、センターステージという飛び道具でかろうじて保っていた。)、今回のツアーは、ホーン隊もボビーとティム・リースの2名にシェイプ、元ビーチボーイズのB.チャップリン(あろうことか、ストーンズメンバー以外でギターを弾いていた…)もおらず、考えうる最少人数のサポートです。

キースの音を必死で追っていたからかどうかわかりませんが、いつも以上にギターの音もデカく(悪しきチャックの鍵盤がそれに反して小さ目の音!)、本当に、生でストーンズを見るようになって以来、最も「バンドの音」がする事に気づきました。
ただ、そのバンドの音が、瀕死寸前の看板を皆が庇ってショーをなんとか成り立たせようとする。と言う点が悲しいのですが…

そんなメンバーのバンドとしての結束に対し、当のキースは突然曲のテンポも何もぶった切るガリガリソロをキメようとしたり(失敗)(シンパシー)と、傍若無人ぶり(らしいっちゃーらしい)
それでも、Start Me Upからの終盤のフルチン・フルコースではだいぶ持ち直し、サティスファクションでは、おっ!と言うようなプレイも聴かせてくれました(遅すぎる)

キースの不調が却ってバンドとしての底力を見せつける結果となった初日。
ある意味、こんな凄いストーンズを見れて幸せかもしれません。

2日目、3日目としり上がりに調子を上げて来たキース。
それに反して、ミックの手抜きも見え隠れし、どんどん、「いつもの」ストーンズになってゆきます。

初日をみちゃうと、ほかの日なんてなんか物足りないぜ!

そう思わせてくれる所が、ストーンズのヤバい所です。
演奏、ダメダメなんですよ、でも、最高のストーンズが見れた。
今、そんな気になっています。
選曲も、2日目、3日目は王道のセトリでしがた、初日は芋Q(エモレスなどと言う輩がいますが、愛を感じます。やはり、芋Qは芋キューです)やったりとレア曲で固めて来ました♪(出来はおいといて)

初日を見れて本当に良かった!

…あぁ
記事1本でどうやっても3公演書ききれなかったので今日はここまで(笑)

セットリスト
GET OFF OF MY CLOUD
IORR
TUMBLING DICE
WILD HORSES
EMOTIONAL RESCUE
DOOM AND GLOOM
BITCH(Request)
HONKY TONK WOMEN

SLIPPING AWAY (w/M.TAYLOR)
BEFORE THEY MAKE ME RUN

MIDNIGHT RAMBLER (w/M.TAYLOR)
MISS YOU
PAINT IT, BLACK
GIMME SHELTER
START ME UP
BROWN SUGAR
JJF
SYMPATHY FOR THE DEVIL

-encore-
YOU CAN'T ALWAYS GET WHAT YOU WANT
(I CAN'T GET NO) SATISFACTION (w/M.TAYLOR)

  
  




posted by V.J. at 01:19| 東京 ☀| Comment(5) | TrackBack(0) | LIVE観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
なんだかんだ言っても、結論としては凄く良かったライヴだった。
「サティスファクション」での申し訳程度の風船だけはやめて欲しかったけど。
やるなら大量にしないとね〜
最後、ライヴ終わるが悲しかったです。
Posted by 名盤! at 2014年03月09日 13:22
>名盤ちゃん
コメントありがとう、ってゆうか、会えて嬉しかったよ!10年に1度しか会えなくったって友情を感じましたよ!

そうなんだよ、なんだかんだゆったって、気がつけば喉を枯らして一緒に歌って、踊りまくってニコニコしちゃうのがストーンズだよね☆

やっぱり、これが、最後なのかな?
僕の夢は、全員椅子に座って、アコギとハープてブルーズだけをやるストーンズが最期は見たいんだけど、それを許さないのかなぁ…

今のミックのテンション=ストーンズならば、もう誰もミックには付いてゆけないよ、残念だけどね(´Д` )
Posted by V.J. at 2014年03月09日 20:47
V.J.さん、こんばんは。
ご無沙汰しております。

同じような感触で嬉しいです。
キースが一所懸命弾いてる姿に心を打たれました。
Posted by Silver Traini at 2014年03月17日 21:29
すみません、手が滑って(?)Silver Trainiって・・・ヘンな奴になってしまいました。
Posted by Silver Train at 2014年03月17日 21:41
>Silver Trainさん!

Silverのダンナ♪
お久しぶりです!コメントありがとうございます、嬉しいです☆

>キースが一所懸命弾いてる姿に心を打たれました
でしょ、でしょ!
2日目、3日目(いかれましたか?)復活したキースは、弾かないのも復活していましたね(´Д‘ )

体調が悪くダメだったんですけど、あんな一生懸命なキースは初めてみました。
つい、ギミシェルのやり直しの時、ガンバレ!って声をかけてしまい、周りの顰蹙を買ってしまいました(苦笑)

SILVER TRAINやりましたね(ニヤ)
Sivlerのダンナのトコ、伺います!
Posted by V.J. at 2014年03月18日 08:27
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