2013年03月23日

2013.03.19 RUFUS WAINWRIGHT @渋谷公会堂

昨日のGary Clark Jr.の熱いブルーズに続き、この日は、ルーファスのLIVE、それも全編ピアノ弾き語りというSpecialなLIVEだ。

ルーファスと言えばゲイの星(笑)
全くそっちの方面には造詣が無いんだけど、彼の大げさ且つクラシカル且つPOPなセンスは好き♪
音楽性は異なるが、やはり現代のフレディ・マーキュリーと呼んじゃいそうなルーファス。

前回の来日は参戦する機会を得れなかったので、今回は彼の歌がむき出しで味わえるであろう、弾き語りライブに参戦しました。
 
 
  
  
椅子のあるライブはそういや久しぶり。
去年の年末の元春のXmas Special Live以来だ。(その時は椅子があっても、ずっと立ってたけどね)

軽く酒を入れて会場に向かう。
おぉ!2列目ほぼど真ん中の好ポジション☆
さっそく、開始前のステージの様子をiPhoneで…と、思ったら、警備に叱られた…

そういや、UDO仕切りのLIVEも久しぶり。
外タレ=UDOだった時代は今は昔…
Smash、クリマンらに押され、今や見に行くLIVEの中でもUDO招聘は珍しくなった。
ある意味、何でもOK のライブハウスのLIVEと違って、ちゃんとしてる。
久しぶりに著作権。なんて言葉も思い出す(実は、10ウン年前、文化庁著作権委員会配下の小委員会のとある研究会のメンバーだった事もあるんだけどねぇ…)

なんか窮屈な感じを持ちつつも開演を待つ。
今回のLIVEは、曲中の途中入場や退席は禁止という、まさにクラのコンサートの様相。
1Fはほぼ満員、2Fはポツポツの客入りと言った感じ。
意外に老若男女様々な客層。極々普通。

開演時間をちょっと過ぎた頃に客電が落ち、ルーファスが登場。
黒のデニムに黒いジャケット。スパンコールキッラキラの靴のいでたちで、ステージ中央にセットされたグランドピアノに座る。

ピアノ1音、第一声から引き込まれる。
うぁ、ピアノうめぇ…
へぇ、歌うめぇ…
うぅ、渋公ってこんな音良かったんだ…

などと言う陳腐かつシンプルな感想しか出てこない。
つーか、1音1声が発せられる度に、彼の音世界に引き込まれて行く。
複雑なコード進行、クラシカルな構成。
リフ1発、ジャーン!てロケンローとは180度異なるんだけど、どんな技巧を凝らした曲でも、すべてPOPなのに改めてびっくり。

難しい事を難しく表現するのは簡単。(これ、Pグレね、デェキレェ。喜んでるヤツもバカだと思う)
簡単な事を勢いだけで押し切るのもまぁ簡単。(これ、PUNK系ね。デェキレェ。喜んでるヤツは音楽を聴く前に騒ぎたいだけだし)

難しい事をノリよくPOPにまとめ上げつつも、聴かせる。
両立しにくい要件をピアノ1台でいとも簡単に実現させるルーファスのマジックに冒頭から酔う。

3、4曲ピアノで演奏した後、アコギを持ち、OUT OF THE GAMEが始まる。
New AlbumのPOPな面を代表する曲なんだけど…
静謐なピアノから繰り出される楽曲に耳を澄ませていた観客(V.J.も含め)は、アコギに持ち替えたPOP SONGにも、身体が付いてゆかず、じぃーーーっと椅子に縛られたまま…

そんな観客に、ルーファスは途中で演奏を止めて、これはHappyな曲だから、みんな手拍子してね。
って、拍手を求め最初からやり直し…

足を踏み鳴らし、ギターを揺すりながら歌うルーファスの姿を観て、やっと魔法が解けた様な客席は手拍子や歓声が聞かれるようになり、グッと和やかさがUPする。

軽妙なMCを交えながら、ピアノに座り、またギターに戻りを繰り返しながらLIVEは進んで行く。
日本は大好き。欲しいものが沢山あって、ついつい買い過ぎちゃう♡
と、女子丸出しで、みんなに自慢する様にキティーちゃんのギター(黒いのももう1台買ったそうだ(苦笑))&ストラップを抱えて歌う。

感じたのは、マーティンのギターと、キティちゃんのギター…
ここまで音が違うのか!って位、当たり前だけど鳴りが違う(笑)
やっぱ、渋公音凄まじく良いは…

ピアノは深く鳴る。タッチの強弱やペダルのニュアンスも手に取る様に分かる。
ギターの様な胴鳴りの楽器もその音の響きが胸に沁みる。

そんな最高の音質の中で、中盤、ハイライトが…
やっぱり、このライブでV.J.が一番聴きたかったのは、L.コーエンの。って言うか、ルーファス本人もゆってたけど、ジェフ・バックリーの美しすぎるカバーでおなじみのハレルヤ。
映画、シュレックの曲として、ルーファスもカバーしている。
MEMPHIS SKYLINEとメドレーで奏でられたハレルヤ…

ルーファスの作る装飾過多の楽曲の中にほおりこまれたシンプル極まりないハレルヤ…
本当に本当に美しくて、切なくて、思わず涙がこぼれそうになる。
間違いなく、本LIVEのハイライトだった。


  
  
実は、ハレルヤの余韻に浸っているうちに、ライブも進んでゆき、個人的にルーファスといえばこの曲!CIGARETTES & CHOCOLATE MILKが本編ラストで演奏されるまでの間、良く覚えていません(苦笑)
その位、ルーファスがピアノ1台で歌うハレルヤにやられちゃいました…

慌てて、スタンディングで本編終了を称えた後、1分位袖にはけて、すぐに出てきてMONTAUK,POSESと演奏。あまりにも聴き方が分からない日本人観客に向けて、ピアノに座り歌いながら、ここから手拍子して!って、手拍子を入れるタイミングを指示したりしながらの演奏…

あっと言う間の2時間弱
ルーファスからすると、不本意な客だったんだろうなぁ…
やりずらそうだったもんなぁ…
と、申し訳無いキモチもあったけど、やっぱり、聴きいってしまうライブだった。

個人的には、BLUENOTEとかビルボード東京とかで、酒を飲みながら聴きかったかなぁ…
でも、やっぱ、聴きいっちゃって、酒進まないかも(笑)

て、事で、ライブ終了前に引き続き、終了後もちょっとだけ酒をひっかける。
良い酒
良い友
良い音

多幸感に包まれながら、これ以上何が必要なんだよ。
なーんて思いながら帰途に就く。

2日連続のライブ。
全然タイプも何もかも違うライブ。
どっちも最高だった。


やっぱ、ライブ会場には足を運ばないとね。
レコ磨いて聴いてたりしてるだけじゃ、絶対感じられないものがあるからね。
 
Poses [CD, Import] / Rufus Wainwright (CD - 2001) 

個人的に、一番好きなアルバム。こっからも多数やってくれた♪


Out of the Game [Import, From US, Deluxe Edition, CD+DVD] / Rufus Wainwright (CD - 2012)

最新作。POP感が戻って来て素敵な1枚

 
おまけ…



Jeff Buckley-Hallelujah
 
 
おまけ2
 


Leonard Cohen - Hallelujah
やっぱり、ハレルヤはご本人、ACID FOLKの巨人、L.コーエンのVer.が一番好き。つーオチ(笑)
posted by V.J. at 01:44| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | LIVE観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ルーファス・ウェインライト好きだったの?
知らなかった。
あまり詳しくないんですが、僕も結構好きです。
歌が沁みります。
それにしても、ライヴ行ってるね〜
僕は今年はまだチャットモンチー1本だけです。
あと予定があるのはヴァンヘイレンだけ。
行けたら5月はハッピーマンデーズ行きたいな。
あと秋のアトムス・フォー・ピース。
それとストーンズに期待だ。
全米ツアーはやるみたいだね。
Posted by 名盤! at 2013年03月24日 21:35
>名盤ちゃん
コメントありがとう。とてもうれしいです♪

>ルーファス・ウェインライト好きだったの?
とても好きか?
と言われれば微妙だけど、なんか気になる変態メロディに惹かれ、地味に出れば買っているアーティストです。

>チャットモンチー
聴いた事無いです…

>ヴァンヘイレン
どうしようかなぁ。って思ったんだけど、チケが高すぎるのとドームなんでやめちゃいました

>ハッピーマンデーズ
これは気になっています!
もしかしたらギリギリになっていくかも♪

>アトムス・フォー・ピース
これも行きたいけどどうしようかなぁ…
迷い中(笑)

すっかり、ライブ観戦記1本のブログになっちゃったけど、これからも、末永くよろしくお願いします(笑)

STONESは、いったいチケが幾らになるんだ?!って感じだね。6万とかになるらしいよ…(-_-メ)

もう、そうなると日本に来ても行けないかも(号泣)

Posted by V.J. at 2013年03月25日 12:39
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