2013年02月02日

2013.01.31 ALABAMA SHAKES @ LIQUID ROOM EBISU

as1.JPG「待ちに待った。」
個人的に、これほどその表現の似つかわしいバンドは昨今いなかった。
デビューとなるEPでまずぶっ飛び、昨年発売になったフルアルバムで更にイカレちまった。
恐らく、2012年の新譜の中で、一番タンテに乗る機会の多かったアルバムだと思う。

ALABAMA SHAKESと高らかに、ディープ・サウス、アラバマの名を冠したバンド。
オールドファンには、アラバマといえば、マッスル・ショールズ。
サザン・ソウルの聖地だ。
アレサも、キャンディ・ステイトンも、クラレンス・カーターも、みんなここからディープなソウルを発信して来た。

そんな、アラバマから、現在の音とは到底思えない、ソウルをベースにしたロケンローを鳴らしてくれるアラバマ・シェイクスが来日した。

駆けつけない訳にはいきませんぜ!
 
  
  
て事で恵比寿へと歩を進める。
入場を済ませ、ビールを飲みながら観るポジションを確保。
意外な位老若男女入り乱れる客層。特に目立つのは、自分よりも先輩の年配者達。
彼らは新人だし、ビルボードトップ10とかそういうのとも無縁のはずだけど、やっぱり、届くべき人達にはちゃんと届いてるんだね。

と、なんとなく嬉しくなりならがぼーっとしていると、目の前で、スタンディングを労わりながら開演を待っている老夫婦(失礼w)を発見。なんか、ますます嬉しくなっちゃって、優しい気持ちで2人を見つめながら開演を待つ。

同時に、外人率も異様に高い。ここまで外人さんが多いライブも久しぶりだなぁ…
さすが、ライブでその腕を磨き、ライブの場で認められて来たヤツラだけの事はある。
相変わらず、酒がぶ飲みで、既に大騒ぎしている(笑)

最近のライブには無い雰囲気の中、裏では、ダイアナとか、悲しき街角(笑)とかのオールディーズから、多分、テレビジョンとかのNew Wave、最近のHip Hopぽいのまで雑多な音がかかっている。

そんなこんなで客電が落ち、ショーが始る。
なんだか、西部劇のテーマの様な良くワカンナイインストでステージを暖めながら、いよいよ紅一点、大輪の花(笑) Brittany Howardが登場☆

YouTubeや写真で見る通りのド迫力ボディ(笑)でも、なんだか、顔はこんなにあどけないんだ?って位、幼さすら残る顔にまずびっくり(笑)
たどたどしい日本語で、挨拶をした後、デビューアルバムを中心に演奏を進めて行く。

バックは、さすがにライブで鍛えられたバンドらしく手堅い演奏。
特に目を見張る様な技術がある訳ではないが、全く破綻しない所はさすが。
サポートメンバー?正式メンバー?のキーボードが全体に厚みを加えている。
アルバムでは、どっちかってゆうと、スカスカギリギリの演奏で、時折ガレージバンド風の顔も見せていたけど、ライブでは、正当派のサザンロック、ソウルミュージックな音。
思った以上にFatな音像が気持ちイイ。

Brittany嬢が指先一つで、バンドの統制を取って行く様は、さすが!JBを見ているかのようだった☆
さすが、南部のソウルバンドのマナーをきっちりと身に付けている。
ただなぁ、やっぱ、もう少しジャム的なウネリみたいなのが欲しい場面もあるかなぁ…思ったより、ほんのちょっとあっさりしてる場面も。レコードの針を上げたように、バッサリと演奏が終わるんだよなぁ…
バックはそこだけかな?残念だったのは。

で、ブリちゃん(笑)
YouTube等で、実物部見るまえに、何度も確認したために既にお馴染み感が漂っていましたが、バタやん並みにストラップが短く、カラダの上でギターを持ち、髪を振り乱し、汗だくで、メガネのずり落ちるのもかまわずシャウトし、白眼剥いて歌う様は、たとえば、サンボマスターのデブみてぇな感じを想像していました。

いやいや、すみませんでした。
ま、その通りなんですけど…
すげーキュート☆
どんどん可愛く、愛おしく思えてきちゃう彼女の魅力はなんなんでしょ♪
確かに、シャウターなんです。それも、そんじょそこいらのシャウターぢゃないです。魂の叫びです。一部では、Janisの再来みたいな事もゆわれています。

まぁ、でも、ジャニスじゃないよね。
しいてゆうなら、アレサかなぁ...

スローな曲ではギターを置いて、客席に近寄り、指を差しながら、ギアをどんどん入れて行く様は、まさに、Preacherのようでもあります。

激しいろけんろーでは、髪を振り乱し、ギターをかきならしている様は、どこからみてもロケンローラそのものです。

ソウルシンガーでもあり、ゴスペルの説教師でもあり、ろけんろーらでもある。
そのどれもを、ごく自然に、でも、シアトリカルに演じて行くブリちゃん、只者ぢゃないな…
そして、あのシャウト。
バラッドでは包み込むような優しさも持ち合わせている。
本当に、表現力が凄い。
で、実は、幼さすら残る愛くるしさもある。
で、で、後ろにチャックが付いてるんぢゃね?って位、回転体でころっころのお姿。
ま、ぺっけぺけなギターソロはご愛嬌(笑)

as2.JPG

そんなフロントマンを、楽しげに終始笑顔で支えるメンバー達。
アクセルを緩めたり吹かしたりを自在に行いながらライブを進めて行く。

更に、冒頭書いた通り、今回は異様に外人さん率が高かった。
当然、ベロンベロンで、バラッドの途中だろうがなんだろうが、話し声とか、歓声も絶えない。
本当は、マナーの悪さに眉を潜めるとこなんだろうけど…
バンドの連中もブリちゃんも、客席からの歓声に笑顔で応え、掛け合いの様な会話を交えながらライブを進行して行く。

なんかね、南部のキッタナイパブかなんかで、ソウルのハコバンの演奏を聴きながら酒飲んでる感じになんだよ♪

たしかに、あの日、あの時のリキッドは、アメリカ南部のパブになっていた。
そんな気がした。

観客、演奏者、全てが日本を飛び出し、ついでに2013年なんて年も飛び越し、60年代、70年代のアメリカでのソウル・レビューを観ている気になっちゃったぜ!
その位、ご機嫌なライブだった。

まだ、持ち歌が少ないからか?1時間半ちょいでステージは終了。
3時間位聴きたいよな(笑)
まぁ、足りない位がちょうどいいか。
でも、時間は短かったけど、本当に中身は濃縮された濃いぃ時間だったな。

2013年のロックンロールに相応しいか?と言われれば、さすがに、ここまでオールドスクールな音だとね…現代を代表するバンドとは呼びにくい。
でもね、時には先人の築いて来た道を振り返り、真っ直ぐ、ぶっとく付き進んで行くAlabama Shakes
これからも好きであり続けざるを得ないです。

ホント、
奇跡の様なバンドだよ。

ダイスキ!


setlist.
1.Squidbillies
2.Hang loose
3.Hold on
4.Always alright
5.I found you
6.Rise to the sun
7.Heartbreaker
8.Boys&Girls
9.Be mine
10.I ain't the same
11.Mama
12.Makin me itch
13.You ain't alone
14.Heavy chevy
- encore -
15.Goin' to the party
16.Gospel song
17.Adam raised a Cain(Bruce Springsteen cover)
18.On your way
19.Heat lightnin'


Alabama Shakesといえばこの曲かな、やっぱり☆


個人的にはこの曲!

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Boys & Girls [Import] / Alabama Shakes (CD - 2012)


posted by V.J. at 01:16| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | LIVE観戦記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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