2006年10月18日

現代のHERON? Susan Cagle(追記あり)

久しぶりに、今日は最近良く聴いた音楽の話。
この夏、一番聴いたかもしれない。
すっかり、Blogの更新のペースが遅くなっちまい、もっと早く紹介しようと思ったけどね。
旬を過ぎたとも言える(笑)

ま、気を取り直して。
それは、SUSAN CAGLEのTHE SUBWAY RECORDINGS
これ、良いよ♪
  
  
    
  
60年代末、自分達のフィールドである田園に機材を持ち出し、自然体で素直で真っ直ぐな音楽を届けてくれたV.J.のお気に入りのHERONについては、ちょい前に記事にしました。(これ

時代はそれから30年以上経ち、今、僕達が生活しているフィールドは、大都会の雑踏だったりする訳。
そんな雑踏の中を自らの表現の場として選んだ、いわゆるストリート・ミュージシャンは山程いて、その中から幸運にもデビューして行くミュージシャンもいる。

でも、そんな、自らの表現のフィールドに拘り、自らが育ったNYの地下鉄のコンコースに、機材を持ち込んでデビューしたのが、今日紹介したい、SUSAN CAGLEのTHE SUBWAY RECORDINGS

HERONは曲間に、田園ならではの鳥の鳴き声、木々のざわめきが聞こえる。
当然、それも曲の一部の様に。そこに鳥の鳴き声が無ければ成立しないかのように。

SUSAN CAGLEも、地下鉄のアナウンスや、電車の入ってくる音が曲間に入っていたりする。
地下空間ならではの、過剰なエコーの中、最小限のバンド形態(バンドは彼女の兄弟らしいですね)で、なんのヒネリもないPOPなTUNEを奏でている。
立ち止まって、彼女の奏でる音に耳を傾ける人たちの息遣いも聞こえる。

NYでは、デビュー前から有名な存在だったと聞くけど、ここに収められている音は、過剰な装飾は何一つない。(エコーは過剰気味だけど(笑))
ホント、彼女の日常を切り取った。
そんな気がする位、ナチュラルで自然にすっとココロに入ってくる。

ちょいと聴くと、なんか、最近のJ-POPでCUTEな女の子をフロントに立ててデビューしてくる、日本のPOPなROCKぽいヤツラみたいな音。
本当に、なんのひねりも無い曲、演奏云々を言うのもちょっとね。
って感じの音なんだけど…

圧倒的に違うところ。

それは、「うた」が真っ直ぐに届くところ。

つくられたプロファイルに乗っかって、過剰にアジテートするVo.や、密室の中で音をこねくり回す様な、V.J.の嫌いな某ジャンルなんかでは、絶対に到達する事が出来ない、音の持つ「説得力」がこのAlbumにはある。
って思う。

そんなとこが、HERONに似てるとこ。

何度も言うようだけど、これだけ、曲や演奏が変哲も無い。声も際立って説得力がある訳でもない。
そんな、匿名性の強いPOPチューンに、何故、これ程、「個」を感じさせるんだろうか…

やっぱり、真っ直ぐで、本当に、彼女の等身大の音がそこにあるから。
こんな、「記名性」の高い音、久々に出会いました。

僕は、こんな音楽が好きだなぁ〜
と、思える音に、2006年に出会えた。
つーのが、嬉しかったりする♪

この記事書こうかと思ったのは、iPod導入して1ヶ月くらい経つけど、シャッフルで聞いていたら、HERONの後に彼女の曲がかかったんだよね。
鳥のさえずりから、地下鉄の雑踏につながって…

なんかさ、音楽の持つパワーを感じた次第。

Pグレ者達にやぁ、一生かかってもわかんねーだろうなぁ(激爆) 
  
  
是非!
The Subway Recordings

実際の演奏ってこんなかんぢ?


追記:コメントを頂いて初めて来日するって知りました。
つーか、日本盤出ている事すら知らなかった大ばか者です(笑)
ちょっとググッたら、色んなところで、(プロモーションの)ストリートLIVEをやるみたいですねぇ〜
東京は、来週らしいっす。
見に行きたいなぁ。。。

つーか、このCDを購入したのは、かれこれ2,3ヶ月まえだったと記憶してます。で、全く来日している事実すら知らなかった…
われながら
なんか、彼女に呼ばれたんぢゃないか?
と、やっぱり、怖い位に、縁を感じます。
このCDには。。。
  
 
ラベル:Susan Cagle YouTube
posted by V.J. at 00:06| 東京 🌁| Comment(12) | TrackBack(0) | music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
知ってますよ、これ。
なかなか良いですよね。
ジャケットも素敵だと思います。
Posted by 名盤! at 2006年10月18日 02:11
今映像拝見して来ました!!

すっかり心洗われました・・・・。
本当にすっと入ってくる感じ、心地よいですね♪

>なんかさ、音楽の持つパワーを感じた次第。

自分もそう思いましたよ。なんか、意外にこういうほうに力を感じてしまったり、
やっぱり難しいや!!(笑)

>Pグレ者達にやぁ、一生かかってもわかんねーだろうなぁ(激爆)

この部分に、V.Jさんの回復の匂いを
感じました!!(爆)

Posted by リュウ at 2006年10月18日 07:58
NYの地下鉄の雑踏の音も含めての「音楽」を聴き、おっしゃるとおり「パワー」を感じました。
確かにメロディーが「すごいっ!」とか声が「すごいっ!」という訳ではないですね。
だけどずっと耳に残ってる。
これ、地下鉄の構内でぜひ生で聴いてみたいですね。
ちなみにこの映像の場所、多分何度か通りました(笑)。
でもその時には誰も演奏してなかったなぁ。

>Pグレ者達にやぁ、一生かかってもわかんねーだろうなぁ(激爆)
ふははは…(笑)。

こんなステキな音楽を見つけてくるV.J.さんもステキです。
(あ、もしかして有名なんですか?)
Posted by みるきー at 2006年10月18日 22:26
僕もちょいと前に聴きました。先輩がNY行ったときに地下鉄で彼女と出遭い、そのときはまだ知らなかったそうですが、話していてすっかり気に入り、CDを買って帰ってきた。で、それを借りたのでした。
音や声が素の感じが逆に新鮮なのが印象的でした!個人的には女性ボーカルってあまり受け付けないんですが、これは一気に聴けたなぁ…って感じです。
もう日本でも売れてきてるんですかね?日本HMVかどっかが軽くプッシュしてるのを見かけはしたんですが…。
Posted by いたち野郎 at 2006年10月18日 23:49
>名盤ちゃん
ご無沙汰してます。コメントありがとうございます。
なんとなく、名盤ちゃんのとこ、コメしずらい雰囲気で(笑)すっかりROM状態で申し訳ないっす。

で、本題。
ね、これいいっすよね!
僕は、ジャケ見るまで絶対黒人とは思いませんでしたよ。
Posted by V.J. at 2006年10月18日 23:55
>リュウさん
ご無沙汰です。
ご活躍のご様子、良いぢゃないっすか♪

>やっぱり難しいや!!
難しいこたぁないです。
キモチ良いか、そうでもないか、キモチ悪いか。
そんなもんです。音楽なんてね。

>この部分に、V.Jさんの回復の匂いを感じました!
あはは
何一つオチが無いとね。
全く、絶不調のままです(苦笑)

まぁ、別にこの一文は全く不要なんだけど、一応、僕の立ち位置はいつでも明確にしないとね(笑)

僕はプログレの変拍子や、メロトロンの音色を気持ち悪く思う。こんな真っ直ぐなうたが、キモチ良く思う。
そんなかんぢです。
Posted by V.J. at 2006年10月19日 00:02
>みるきーさま
遅ればせながら、お帰りなさいまし♪
(ちょっと遅過ぎ・・・)

>メロディーが「すごいっ!」とか声が「すごいっ!」という訳ではないですね
うん。
全然。
くしゃくしゃって丸めてポイって捨てられて行くようなPOP SONGです。
でも、なんか、届く。
これって、凄い事だと思ったんですよ。

究極の曲って、多分、凄くPOPで、全く凝ってなくて、全然普通の演奏で…
そんな当たり前が、凄いんぢゃないかなぁ〜

>こんなステキな音楽を見つけてくるV.J.さんもステキです。
がはは!
そんなに誉めても何も出ませんぜ(笑)
ZEPの例のブツはなかなかでしょ?
あ…あの、お礼だったか(激爆&私信)

>あ、もしかして有名なんですか?
どうなんですかねぇ〜
ぜーんぜん、巷でどんな受け入れられ方をされているのか知らないっすよ。
当然、MTVとか、ここ数年見てないし…
レココレ以外の音楽雑誌は殆ど買ってもいないし、立ち読みすらしてないし…
たまたま、会社の帰りにHMV寄ったらかかっていたんですよね。
まじ、10年ぶり位かなぁ〜、店員に、「これ、だれ?」って聞いて、その場で買ったんですよね。

HMVの店内でかかっていたって事は、それなりにPUSHしていたんでしょうね。きっと。

前に紹介した、コリーヌ・ベイリー・レイは、明らかにHMVは激プッシュしていた気がしますが、これはそこまで気合は入って無かったような…
Posted by V.J. at 2006年10月19日 00:11
>いたちさま
コメントありがとう♪

>先輩がNY行ったときに地下鉄で彼女と出遭い
なんか、NYでは有名らしい。ってのを何処かで読んだ記憶があります(多分HMVのPOPだと思う)
やっぱ、そうなんですね。

>音や声が素の感じが逆に新鮮なのが印象的でした!
うんうん。
真っ直ぐなんだと思います。
きっと、ホント、いつもNYの地下鉄で演奏している事が彼女の日常で、そんな日常を切り取った。って感じなんでしょうね。

>もう日本でも売れてきてるんですかね?
あはは
書いている本人も、来て下さる方々も、全員、今のトレンドを知らない(爆)

どうなんでしょ?実のところ(笑)
ま、僕も、いたちさまも、ここに来てこの音を初めて知って感じるものがあった方も。。。。

何かが届いた。って事自体が、周りで売れているかいないかよりも、ずっと重要な事なのかな♪
って。

コメントを書いていて、とっても嬉しい気がします。 
Posted by V.J. at 2006年10月19日 00:19
はっきりと内容はここには書けませんが、V.J.の力になりたいと感じているぷくちゃんといいます。察してください。

>Pグレ者達にやぁ、一生かかってもわかんねーだろうなぁ(激爆)

すいません。持っています。何とリリー・アレンと一緒に買っています。地下鉄で録音したというのに興味があって。

でも聞くとそんなキャッチ・コピーどうでもよろしいかと。「シェークピア」。凄くアマチュア・ライク(最初ノーランズかと思いました)なんだけれど、音楽やっていて楽しいというのがモロ伝わってきます。

来週ZEEP東京に来ますよね・・・・ 
Posted by ぷくちゃん at 2006年10月19日 20:13
>Pちゃん
ご無沙汰しております。
コメントありがとうございます。

>持っています。
さすが!
トレンドリーダー!
来日情報まで知っているとは…
書いている本人が恥ずかしくなる位、情報通ですね。
やっぱり、ECとクラチカでPORTER取り合っただけの事はありますね。

P.S.お気遣いありがとうございます。
ぼちぼち、だましだまし、生きて行きます。
心配なさらずに。
Posted by V.J. at 2006年10月19日 23:14
先程、東京駅で行われたストリートライヴに行ってきました。
仕事帰りに行ったのですが、すでにいっぱいの人!なんとか端っこの見える位置を確保できました。
生で聴くと、彼女の声のよさが胃腸に染み渡るようでした。すごくいい声!
ステージよりも、なぜかああいう雑踏の中でひときわ映える彼女の声の方が、持ち味が出てよいように思いました。
持ち金700円だったので、CD買ってサイン会に参加できなかったのが残念(笑)。

これもV.J.さんがこちらで彼女の存在を教えてくださったおかげです。感謝♪
Posted by みるきー at 2006年10月27日 18:52
>みるきーさま
まじ?
行ったの!?
いいなぁ〜

>持ち金700円
いいねぇ〜
そんだけあれば十分ぢゃん!
でも…
ストリートライブしておいて、そこで、CD即売会それもサイン付き♪
演歌歌手みたいぢゃん(笑)
日本のプロモーション。ってかんぢですね。

>彼女の存在を教えてくださったおかげです。感謝♪
いやぁ〜、そう言ってもらえると、ホントに嬉しいよ。
でも、ホントは、夏に書くべきだったんだけど、今頃書いて、で、それも、来日直前。
このタイミングに書いたからこそ、みるきーさまも足を運べた。
そう考えると、とっても、UPして良かったと思います!

Posted by V.J. at 2006年10月28日 00:50
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