2006年04月30日

こんなものまで紙ジャケ化されるとは…Andwella

Love & Poetry
  
←これ(Andwella's Dream)が紙ジャケで出た時も、「良くぞここまで!」とびっくらこいたものでしたが…
  
  
  
  
Andwellas Dreamが、『夢』を取っ払って、『現実』として再活動を始めた2枚も、遂に紙ジャケ化されました!

まぁ、現実はそれ程甘くなく、「夢」取って臨んだ「現実」も2枚限りで終わっちまうのですが(苦笑)…
Andwellaは、UK ROCKの怒涛の様な大海の歴史にそのまんま翻弄されたって言っても良いかも…
とにかく、とっても愛おしいグループなんですよ♪

冒頭で紹介した『夢』(LOVE AND POETRY)は、テープの逆回転やら、重厚なコーラスやらハモンドなんぞも入った、ブリティッシュ・ポップ・フォーキー・サイケとでも言った面持ち。
69年と言う「時代」を思い切り反映した1枚でした。

でも、全く話題にならずに、シーンから消えた『夢』が、『夢』取っての再チャレンジが今回発売になった紙ジャケ2枚!
って事になります。

まずは、「世紀末」(world's end 70年発売)
キリストの聖蓋布を髣髴とさせる、いやぁ〜な感じのジャケ…
くらーい音が、外見からは想像されます。
  ↓
世紀末(紙ジャケット仕様)
世紀末(紙ジャケット仕様)

DSC00959.JPG
下は、今やレア盤になってしまったUK REFLECTION ORIGINAL VINYL!
上が今回発売の紙ジャケ。当然DU特典のおまけ帯付♪


もう、1曲目が全て!
ファンキーで、SOULFULで、転がるピアノが最高!
でもちょいと英国風イナたさが抜けきれ無いところがご愛嬌です♪

このまま、この路線で突き進むのか!
と、思いきや、2曲目には、スワンプ臭がぷんぷんする、アーシーな楽曲です♪

おぉ、これこそ…
「米国にあこがれる英国人」(正確には、北アイルランドですが…)

もう、V.J.の一番好きなパターンです!
「うすぐもりの英国の空から、カリフォルニアの青いバカに憧れを馳せる、音楽オタクのつくった作品」
以前紹介したE.ジョンも、かつては、そんなあおっちろい青年でした(笑))

しかし…
続く3曲目は、いきなりフルートが入って来て、静かな展開から急にヘビーなギターに雪崩れ込む楽曲…
そうです。
忌まわしき、Pグレぽい曲になってしまいます…

で、また、アーシーな楽曲♪
ただ、ストリングスなんぞを使ったりしちゃったりして、やっぱ、「英国人」です(笑)
コーラスは、思い切りAOR的だったりします。

で、A面最後は(紙ジャケCDの話だった…やっぱ、VINYLを聴いてしまう)
これまた、アメリカ万歳♪ぽい曲なんですが、これが、「真っ青な空」じゃないんですよねぇ〜、どうしたって、うっすら曇っているんですよ♪

この「いかんともしがたい」「とっちらかった」感覚がまた素晴らしいのですが…
結局、後にVINYLが、レア盤になっちまうのですから、当然売れず…

で、最後?に残した1枚が、これ
  ↓
ピープルズ・ピープル(紙ジャケット仕様)
ピープルズ・ピープル(紙ジャケット仕様)

DSC00960.JPG

巷では、これこそが、「Andwellaの最高傑作!」として名高い1枚です。
ライナーノーツにもその旨が記載されています。
僕は、残念ながら今まで未聴だったのですが、確かに、まんま米国の音になっています!
いってみりゃ、THE BANDの様な音。
味わい深く。
滋味に溢れ。
メロディが本当に素敵で。
雄大な大地に包まれる様な…

「掛布以上に掛布ぽい、松村のマネ」(この比喩ばっか)
ともいえる位、アメリカの音になってます。

THE BANDがそれ程好きでもないV.J.は、ココまで来ると、too much…
さじ加減が難しいんですよ
こうみえても(笑)

前作のサイケmeets Pグレ meets スワンプのごった煮感。消化しきっていない感に、逆に強烈に英国臭を感じてしまい、最高傑作のこれは、一聴した限りでは、最高に良い内容なのですが、これなら、米国産SSWでも良いかな…なぞと、へそ曲がりな気分になってしまうのです(笑)

いやでも、People's Peopleも、相当の傑作には間違い無いんですよ!

で、これもセールス的には×…
結局、このバンドは…

サイケ〜Pグレ〜スワンプ〜SSW

と、当時の音楽的トレンドの波をそのまんま、まともに被った結果、波にサラワレテしまったバンド
なのでしょう。きっと。。。

いやぁ、でも、埋もれさせるには惜しい。惜し過ぎるバンドです!
是非、最新リマスターで蘇った音をご賞味あれ♪


と、レコ屋のPOPの様な陳腐な言葉で締めくくってみましたが、僕はVINYL JUNKIEですから、一言苦言を。

CDレーベル面が…
 ↓
DSC00961.JPG

うむ…
ゲフィンになっている。
People's Peopleは、「UKのジャケを遂に再現!」
と、仰々しく宣伝している位なんだから、ここはひとつ、REFLECTIONにしねーといかんだろ!おぃ!(まぁ、権利の関係で難しいのは分かるのですが…)

これだよ、これ!
 ↓
DSC00956.JPG

ゲフィン・ロゴが中途半端に黒字に白だけにムカつきます(笑)

で、世紀末のジャケの内側ですが…
REFLECTIONのロゴが無くなるのは仕方無いです(Victorの紙ジャケなんて、ちょっと口に出すのもはばかれる位の酷い仕打ちをしますので、まだマシですが)
 ↓
DSC00958.JPG

このワンちゃんはどこ行ったんだ!おぃ!
(Reflectionのロゴみたいな存在(ニッパー君)だったらごめんなさい。知りません。こんなマイナーなレーベルの詳しい事まで…(無責任)
だって、このレーベルのロゴ、どうみたって、エレクトラのバッタもんぢゃん(爆))

ロゴと一緒に消すには、あまりにもあまりにもだぞ!おぃ!
ちょっと、仕事の甘さを感じます。
残念です。。。

いやぁ〜、それにしても、訳わかんねぇPグレの紙ジャケ化には嫌気が差しますが、こうした名盤が、紙化されるのには素直に喜ばなくちゃいけませんでした。。。


P.S. 
久方ぶりに、ディスク・レビューぽいものを試しに書いてみました。
一応、B級?ぽいバンドを取り上げてみましたが、どうでした?everさま♪
  
  
あ…Pグレの悪口ばっかでかえってお気を悪くされたかも(爆)
まぁ、僕の立ち居地を改めて表明ってことで、お許しをば〜♪
  
  
posted by V.J. at 03:28| 東京 ☁| Comment(14) | TrackBack(2) | 今日のお買上げ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
『LOVE AND POETRY』はUKサイケの紛うことのない傑作、
これだけでもデイヴ・ルイスの才能ぶりがわかろうというもの。
まずその英国人にしか醸し出せないイナたいメロディーが素晴らしすぎ。
その時代のトレンドを全方位的に目配せしつつ
まるごと租借してしまうところなんざ、
第二のポール・マッカートニーなれたんじゃないかと。
そこまで書くと褒めすぎでしょうか?『
PEOPLE'S PEOPLE』は米国デフジャケのCDは持ってたんですが、
今回ようやくオリジナルUKジャケが再現されましたね。
これはやっぱり『世紀末』一緒に買わなければいかんでしょうか。
うー!金がねぇー。うごおおお(泣)。
Posted by 路傍の石 at 2006年04月30日 13:02
感激しました!
というか、やっぱり私はエスパーを受け取る能力があります。昨日、CD屋で実はこの紙ジャケシリーズ見ていました!で、買おう!と思って、予算が(?)・・・次回にするか!・・・となってしまったんですが、今”飛ばすぜハイウエイ”さんとこでも、コメ書きましたが、すぐに買いに行きます!!!!世紀末のほんもの・・・凄い迫力ですね!これは、一生ものですね!持っていらっしゃるというだけで、私は尊敬です!(まじで)
この趣味は、V.J.さんがSTONESフリークだけで終らない美的センスの塊であるという事の証明となりますね〜いや〜驚きました!
音が、プログレ、スワンプ、ゴスペル・・・なんだっていいです!このジャケが凄すぎる!
V.J.・・・ただものじゃないな・・・ぶつぶつ
Posted by evergreen at 2006年04月30日 13:56
>路傍先生
>第二のポール・マッカートニーなれたんじゃないかと。
そこまで書くと褒めすぎでしょうか?
僕にとっての、ポール・マッカートニーはそんなにRespectする存在ぢゃないんで、そんなトコロで良いんぢゃないでしょうか(爆)

>これはやっぱり『世紀末』一緒に買わなければいかんでしょうか。
ベガバンのワイドスパンと僕の紙ジャケCD2枚を交換しましょう(激爆)

Posted by V.J. at 2006年04月30日 22:46
いやぁ…紙ジャケの写真ならともかくもしかしてオリジナルレコードの写真も例によって登場か?とビビりながら見てましたが…さすがにン十万のオリジナルアナログ盤は出てこなくて安心しました(笑)。ここでも褒められるってことは世の中で名盤って言われてるほど名盤!?って思うのは自分だけかなぁ(笑)。センス無しです、はい(笑)。
Posted by フレ at 2006年04月30日 22:49
>everさま
>STONESフリークだけで終らない美的センスの塊
カッチーン
ブチブチ
何本か、血管が切れた音しました(爆)

おぅおぅ
STONESフリークが美的センスがねぇだとぉ〜!
おいらをバカ呼ばわりするのはかまわねぇけど、バックに山程、STONESフリークがくっついているんだぜぃ!
そこ忘れてもらっちゃ困りますぜ(爆)

なーんて、書くから、スパムコメが僕の仕業に思われるのかぁぁぁぁぁぁぁあ!

本当のコアなマニアは、DREAMを持っていたりします(笑)
僕はお目にかかった事が1度だけあるだけです…
まだまだ、VINYL道も道半ばです(苦笑)

>V.J.・・・ただものじゃないな・・・ぶつぶつ
前も言いましたが、ただものです。単なるアジテイター以外の何者でもないでげす。

それより、最後のぶつぶつが気になる(笑)

Posted by V.J. at 2006年04月30日 23:02
>フレさん
>さすがにン十万のオリジナルアナログ盤は出てこなくて安心しました(笑)
世紀末以外は買えませんよ…
つーか、People's Peopleに至っては見かけた事すらありません。

>世の中で名盤って言われてるほど名盤!?って思うのは自分だけかなぁ(笑)。
良くよめぇぇぇぇえ!
実は誉めている様で、微妙にケナシテマス(爆)
つーか、〜Dream、→世紀末→People's〜と、時を追う毎に、僕的にはダメになって行きます(笑)
恐らく世間の評価と真逆(爆)

世紀末の1曲目がとにかく◎
てな感じですよ(笑)

フレさんの良いとこは、ただ単に「絶賛」だけぢゃなく、(時々だけど)「こりゃどこが良いんだ」と言う記事を書くトコが好きなんですよ。

JAMやFeelgoodに関しては、断じて「分かってねーな」と思いましたが(爆)

だから、面白いなぁ〜、と、思っています。

ちなみに僕は「絶賛記事」、「絶賛コメ」撲滅委員会極東委員長を勤めさせて頂いております(笑)
Posted by V.J. at 2006年04月30日 23:08
 V.Jさん、お久し振りです。
『転石』の紙ジャケ騒動で怖くて近づけなかった小心者のうえに黄金週間にも縁が無い白熊店長です。
 おおーっ、Andwella!!! 流石にV.Jさんですね。(くそお、先を越されてしまったか=笑)
久々にReflectionの神々しいレーベル・ロゴを拝ませてもらいましたが……
Elektraのバッタもんとは……確かに似ていますねえ、雰囲気が。(爆)
Geffinの下品なセンター・レーベルで−20Pですが、紙ジャケでリマスターされているので
買いましたよ、2枚とも。
PグレとされているB.J.Hも一緒にですが。(激爆)
内容は甲乙付け難い程に良いですね。これぞ英国産の音です。
どちらかというとアナログの方がリアルな空気を感じられる気がします。
 ところで、この2枚って、そんなに○○盤なんでしょうか?Andwella's Dreamは昔から有名でしたが。
2枚とも4Kで買えた時代が懐かしいですね。(国内の某有名輸入盤店で)
そんな想い出の2枚を取り上げてくれたV.Jさんに感謝です。(予定変更だな。=爆)
Posted by 白熊店長 at 2006年05月01日 09:29
>白熊店長さん
ご無沙汰しています!
コメントありがとうございます♪

>『転石』の紙ジャケ騒動で怖くて近づけなかった
なんかありましたっけ?騒動なんて??
僕、大暴れしたっけな(笑)
まぁ、結局、あの出来ですので1部しかGetまだしていません。
でも、ベガバンの白ジャケに対する想いは消えてないです。でも、そんなオマケだけに、6万払うのも…たとえ2万位でもヤフオクとかで落としたほうが。なーんて思ってしまいます(笑)
まだ迷ってます。はい。

>ところで、この2枚って、そんなに○○盤なんでしょうか?Andwella's Dreamは昔から有名でしたが。
〜Dreamに比べれば、全然その辺に転がっているレコだとは思いますが、ちょいと前に万単位でうってましたよ。

>4k
僕が世紀末を買ったのは、確か5,6年前位だったと記憶していますが、その時は、万しなかったと思います(記憶が定かではない)
ま、万以上する「中古レコード」って一般の方々からすれば、キチ○イ沙汰の話ですよね(笑)

激レアってのは大げさでしたね。
レア盤位に訂正しまーす。(笑)

Posted by V.J. at 2006年05月02日 00:34
V.J.さん、こんばんは。
GW進行のおかげで忙殺されておりまして・・・、お久しぶりです。当ブログにコメントとトラックバックをありがとうございました!

いやぁ、物凄く中味の濃い記事ではないですか!読んでいて楽しいですよ、V.J.さんの文章はやはり。
紙ジャケットの作りは何の変哲もなくCDレーベル面も無粋ですが、聴けば聴く程に馴染んで来ますね。
>「米国にあこがれる英国人」
これに尽きますね。『世紀末』は未聴なので、これから楽しみです。

こちらからもトラックバックさせてください。
Posted by chitlin at 2006年05月03日 01:31
>chitlinさん
そうそう
相も変わらず読みにくくてすみませんです。
もはや、見易くCCSを煽る気力もないでげす(苦笑)

>世紀末は未聴
あるいみ、彼らの3枚の中では一番中途半端かもしれませんが、僕はこれが一番好きなんですよ♪
是非、お聴きになられたら感想UPしてくださいね!
必ず伺いますから♪
Posted by V.J. at 2006年05月06日 23:41
書いたけど、失敗しました、長すぎ!
Posted by エヴァー at 2006年05月07日 01:43
>ever様
さっきお伺いしました。
買いましたね♪
いいっすよ。ヤツラ。やっぱりね!
Posted by V.J. at 2006年05月07日 23:22
こんばんは〜

『World's End』、暗ーいところもありますが良い出来ですね!
いちばん初めに聴いたときには、敬遠してしまったのですが。
聞き返してみましたら、ハマりました!
Posted by chitlin at 2006年10月15日 02:25
>chitlinさん
こんばんは。

>良い出来ですね!
やっぱ、〜's Dreamが最高って事はゆるぎないのですが、僕的には、世紀末のほうが、PPよりも数億倍好きです。
実質的1stと甲乙付けがたい位(っていうか、全く別ジャンル。ってかんぢですけどね)

>聞き返してみましたら、ハマりました!
うんうん。
聞き返すことでどんどん良くなる音源ってあるよね。
基本は初期衝動が全て。みたいな気がしますが、スルメ音源ってのもあっても良いかなぁ〜
そんなかんぢの1枚ですね。確かに。

Posted by V.J. at 2006年10月16日 00:33
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