2010年11月16日

老いると言う事

今朝、UKのディーラーに頼んでおいた、Eric Claptonの新譜、その名もずばりな’Clapton'のアナログがようやく届いた。
寒い朝だった。
 
もう冬が来るかと思うような朝に届いたECの新譜は、もうみんなも知っている通り、JAZZ風(あくまでも風)、Blues風の落ち着いたアルバムだ。

秋〜冬の季節にぴったりのアルバムともいえる。
 
  
 
 
  
ハーフトーンのギターに、なるべく弾かないことを意識したかのようなギター。
06年のドミノス再来ライヴを例外として、ここ数年のECの動向から、こんな風なアルバムになるのは予想できていた。

ブラムホールU世のプロデュース、
デレク坊のゲスト、
と、舎弟を回りに置きつつ
当初、デュエットアルバムパート2になるはずだったらしいJ.J.ケールや
シェリル’元カノ’クロウまでゲスト出演(V.J.だったら、死んでも元カノなんかの顔も見たくもないし、関わりたくもないが(笑))

と、豪華な布陣で、悠々自適に好きな事をやりました。
な、アルバム。

でも、なんか、ピンと来ない。
あまり、CDトレイに乗らないアルバムだった。
ジャケのせいもある。

若い時から
物欲まみれ
嫉妬まみれ
愛欲まみれ
の男が、「枯れましたよー」
と、開き直ったじじぃに刻まれた顔から、重みが感じられないのだ。

で、この、じじぃになったECのドアップのシンプルこの上無いジャケ。
最初、CDで見た時、「うゎ、キツイなぁ〜」と思ったが、最近やっと慣れたら、このジャケで堂々アナログサイズでご登場♪

ゲッ…やっぱり慣れてないや(笑)

resize0138.jpg
今日届いたアナログ盤
通常版
ファンクラブ特製GOLD CD+ボートラ1曲のCD

と、慣れないうちに、Claptonが3枚程集まって来ました。
バーンズ&ノーブル販売のCDは、別トラックがボートラとしてくっついて来るので買おうかどうしようか悩みつつ、金の無さに躊躇中。

枯葉のシャンソンの様なアレンジは、何千回聴いても永遠にピンと来ない。
これが、老いる。と言う事なのか?
元神の老いた姿がこれか…
ま、ECだから受け入れざるを得ないんだけどね。

「老い」は誰にでも来る

でも来ない人もいる(笑)
ECの新譜とほぼ同じタイミングで発売された、Buddy Guyの新譜、LIVING PROOFがそれだ。

バディ・ガイって、ブルーズ界では、永遠の「若手」ってイメージが今でも強い。
しかし、今回のアルバムのサブタイトルに、'74 OLD YOUNG’ってある。
74だよ!
すっかり、じじぃを通り越して、おじいちゃんだよ!!!
永遠の若手が(笑)

buddy guy.jpg

で、このアルバムも、ECのアルバムの様に、B.B. KINGやサンタナ等と豪華競演を果たしているのだけど、まぁ、いつまで経ってもバディ・ガイ。
ギンギンにオーバードライヴのかかったG.に、「弾き倒す」イメージそのままにG.をかきむしり、
咆哮にもにたシャウトをかます74歳。

老いる

事を拒否したのか、老いるということばが通用しないのか、好きな事を好きにやった結果が、老いを超越しているのか…

ECのニューアルバム

Buddy Guyのニューアルバム

をほぼ同時に聞いて、「老い」って何だろう?
自分が「老い」た時、どうありたいか…

少なくともECじゃ無い。
でも、Buddy Guy程、元気なじじぃにはなれそうにない。

平凡で穏やかな老いを迎えたいものだ。

でも、この秋は、まだ、暑かった夏の熱さの余韻を残すBuddy GuyのCDのほうがECよりもCDトレイに乗る回数は多そうだ。。。

ブルーズは、老いも季節も超越しているんだね。
ECはブルーズ風であり、ポピュラーミュージックの中で老成したんだね。
どっちが良い悪いではない。
歩んで来た結果がこの2枚に現れている。
そんな気がする。

ちょっとBuddy Guyの新譜からの動画を探してみた。
B.B.KING御大とのセッション
弾き倒すB.Guyというよりも、芳醇なJAZZ/BLUESチューン。
「風」ではなく、ホンモノのJAZZ/BLUESがここにある。
ECの「風」と比べると、74年熟成させた芳醇な香りがする。

ここをクリック♪

枯葉に、この芳醇な香りは残念ながらしない…
 

でも、ライヴで来日すれば行くし
アナログが出れば海外からも取り寄せるし
ブートにまで手を出す。
それでもやっぱりECから離れられないのです。。。

あぁ
これも
また
ブルーズ

Clapton [Import, From US] / Eric Clapton (CD - 2010)  


Living Proof [Import, From US] / Buddy Guy (CD - 2010)

P.S.
ついでに、エレファント・カシマシのNEW ALBUMも朝、AMAZONから一緒に届いた。
前回のアルバム以降出して来たシングル両面が全て収録されており、新たに聴ける曲が、13曲中7曲しか無い。
手抜きとしか言いようの無いアルバムだが、今なら、トータル98分のコットンClubでのライヴDVDがオマケに付いている。
こういう売り方を見ると、やっぱり、日本では、配信がメインで、パッケージはDVDなどの映像におまけとして音楽が付いている。と、思ったほうが良いのかもしれない。

しっかりしろ!
カシマシ!!

悪魔のささやき〜そして、心に火を灯す旅〜 [CD+DVD, Limited Edition] / エレファントカシマシ (演奏) (CD - 2010)

DVDは再販制度の対象外なので、今ならAMAZONだと、定価より1000円以上安く買える♪
こういう商売が基本なんだね。
posted by V.J. at 19:23| 東京 ☀| Comment(4) | TrackBack(1) | 今日のお買上げ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
老いたくないものです。
でも体力の衰えは隠せない今日このごろ。
老いない方法は、老いる前に死んでしまうこと。
ジャニスもカートも、いまだに若さを放っている。
でもなぁ〜
死んでしまっては、みもふたもない。。
Posted by 名盤! at 2010年11月17日 22:29
>名盤ちゃん
コメントありがとうございます。

>老いない方法は、老いる前に死んでしまうこと。
ジャニスもカートも、いまだに若さを放っている。

某所でも話した話ですねー。
ひろみGO〜とか、聖子ちゃんの様なあの若さは異常ですしねw

死ぬのはやだけど、醜態をさらすのはもっとやだな。
多分、もっと歳を取ればそんな事言ってられないのだろうけど…
Posted by V.J. at 2010年11月17日 23:06
こんばんは、JTです。

クラプトンの新作の情報を聞いたとき、なんだか後ろ向きで安易な企画だなぁ、と思っていましたが、結局ふらふらと買ってしまいました。

まぁ元々自作曲を沢山作る人ではないので、多かれ少なかれカヴァーが入ることは致し方ないのですが。

思った程悪くはなかったです。「枯葉」以外はスタンダードは無かったというのもあり、ぼんやり聴いている分にはまずまずでしょうか。とはいえV.J.さんと同じでそんなに聴き込んではいません(笑)。


アリーナツアーで新作のセットもやるのかな。Zeppあたりがちょうどよい広さではないかと。

>「枯れましたよー」
>と、開き直ったじじぃに刻まれた顔から、重みが感じられないのだ。

うん、私生活はまだまだ枯れていないと思いますよ、想像ですが。
Posted by JT at 2010年11月22日 01:27
>JTさん
こんばんは♪

>ぼんやり聴いている分にはまずまずでしょうか
そんな感じですね。今回のアルバムは。。。なんとなく、ピルグリムが最後かも、ECの新譜でトキメイタのはw

>Zeppあたりがちょうどよい広さ
いいですねー
ZeepでDylanが見れる時代です。ECだってOKのはず!実現したら、全公演行っちゃいそうです。何だかんだ言って(苦笑)

>私生活はまだまだ枯れてない
やっぱ、シェリル・クロウとなんやかんやとより戻しちゃってあんなことやこんなことしてるんですかね?
あ、あと、日本に来る目的はお買い物ですからねw
Posted by V.J. at 2010年11月22日 22:52
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