2006年01月18日

ELVIS COSTELLO 過去・現在・これから…

ARTISTカテゴリーを作って早数ヶ月。
アルバム単位ではなく、ARTIST単位で語りたいヤツラをぶち込もうと思っていたのですが…

誰から?
何を?
どんな感じで?

全く考えておらず放置状態に
この前の記事でちょっと触れたSmall FacesやKINKS、Dr.Feelgood?

なーんて考えていたら、これぞARTISTカテゴリーにぴったりのブツが出た!(後詳述)
って事で、記念すべき第一回ARTIST特集(笑)は、このブログでは触れた事が無いけど、実は、かなりV.J.が「溺愛」しているELVIS COSTELLOを取り上げたいと思います。
  
  
  
  
1枚1枚アルバムを紹介してもいいけど、きりが無いので(笑)
コステロへの私見を書き殴ります(いきなりかい、おぃ!)


V.J.はコステロにPOPSとPOPの違いを教えてもらった。

どんなに甘くてキャッチーなメロディでも、時代の風雪に耐える音と、消費される音の違い。
なんか、それって、曲だけではなく、ArtistのAttitudeに起因するんだって事をね。

限りない米国音楽への想い。それがカントリーであったり、Black Musicだったりするんだろうけど、そこはコステロ。UK独特のセンス、UKの先達(BEATLESなんだろうなぁ)へのRespectを忘れなかったり、12"だけぢゃなく、7"に対する可能性を活動の中で実践して行ったりもしています。(MODS的ともいえる)

で、とびきりキャッチーでPOPな楽曲の詩は、当時のサッチャー政権への激烈な批判だったりもする。

PUNKの文脈でデビューしておいて、その実、定職も子供もいた事実(笑)
アメリカの宝ELVISを堂々と芸名にするセンス!(コステロは、アボット&コステロだと思ってましたが、母の旧姓だそうです。)

そんなコステロの存在そのものがPOP♪

確信犯。
キャッチーなメロディに隠された毒。
真剣なのか不真面目なのかタダのバカなのか音楽オタクなのか。

そりゃ、そんなヤツが作った曲はPOPSぢゃないよ。POPだよ。


そんなコステロがV.J.はとにかく好きだった。
一番好きな時期は、スティッフ〜レイダー〜F-BEAT〜IMPとUKインディーを渡り歩きながら、どんどん音楽的に成長していった初期♪(My Aim Is True〜Blood & Chocolateまで)

でも、米ワーナーに移ってからの諸作(Spike〜All This Useless Beautyまで)は、ヴェロニカが「めざましTV」で使われても、アトラクションズを再結成しても、過去の『怒れる若者』復活!と言われても、室内楽との競演を果たしても、ちょっと作為的な感じが若干鼻についていたのも事実。
今考えると、ジャンルなんてどうでも良いものを軽々と飛び越える様がPOPなんだけどね…

そんな初期〜中期(ワーナー時代)のPVをこれでもか!って感じで詰め込んだ上に、当時のTV出演場面もふんだんに盛り込んだ、DVDを買ったのですよ(前振り長すぎ…って言うか今までが前振りだったのか?と、自問)

ヴェリー・ベスト・オブ・エルヴィス・コステロ
ELVIS COSTELLO / THE RIGHT SPECTACLE

これ、マジ凄いっす!
単なるPV集なんですけど、全曲、コステロがコメント付けてます!
これがまた爆笑のコメ♪

ちなみに(長いが)収録曲は
1.チェルシー  2.パンプ・イット・アップ  3.レディオ・レディオ  4.ピース・ラヴ・アンド・アンダースタンディング  5.オリヴァーズ・アーミー  6.アクシデンツ・ウィル・ハプン  7.アイ・キャント・スタンド・アップ・フォー・フォーリング・ダウン  8.ハイ・フィデリティ  9.ラヴ・フォー・テンダー  10.ポゼッション  11.ニュー・アムステルダム  12.クラブランド  13.ニュー・レース・スリーヴス  14.グッド・イヤーズ・フォー・ザ・コーゼス  15.スウィート・ドリームス  16.ユー・リトル・フール  17.エヴリデイ・アイ・ライト・ザ・ブック  18.レット・ゼム・オール・トーク  19.オンリー・フレイム・イン・タウン  20.アイ・ウォナ・ビー・ラヴド  21.悲しき願い  22.ヴェロニカ  23.ディス・タウン  24.もうひとつの夏  25.ソー・ライク・キャンディ  26.サルキー・ガール  27.13ステップス・リード・ダウン
全27曲!

で、オマケがこれまた…
28.アリスン(抜粋) 29.リップ・サーヴィス 30.ノー・ダンシング
(以上、グラナダ・リポーツ/ソー・イット・ゴーズ:イギリス 1977年)
31.ジス・イヤーズ・ガール  32.レディオ・レディオ
(以上、リヴォルヴァー:イギリス 1978年)
33.オリヴァーズ・アーミー  34.アクシデンツ・ウィル・ハプン  35.ウォッチング・ザ・ディテクティヴズ  36.ユー・ビロング・トゥ・ミー
(以上、カウントダウン:オランダ 1979年)
37.リップスティック・ヴォーグ  38.ウォッチング・ザ・ディテクティヴズ
(以上、ピンク・ポップ:オランダ 1979年)
39.シェット・ウィズ・ヒズ・オウン・ガン (ホワッツ・イン:イギリス 1981年)
40.シップビルディング  41.エヴリデイ・アイ・ライト・ザ・ブック  42.クラウンタウン・イズ・オーヴァー  43.TKO(ボクシング・デイ)
(以上、ザ・チューブ:イギリス 1983年)
44.ビッグ・シスターズ・クローズ  45.ピースイン・アワー・タイム
(以上、MANDAGSBORNE:スウェーデン 1983年)

かつて、TVで放映されたライブの映像をこれでもかとつめこんだオマケ!
相変わらず、ボリュームあります。コステロ氏♪
まさに、コステロ・クロニクルの様相。


これで、彼の過去を総括したところで、ちょうど良いタイミングで新しいAlbumが…
kostello.jpg
my flame burns blue

クラッシック/JAZZ作品を発表する時に使用するレーベル、ユニバーサル・コンテンポラリー・ミュージック・レーベルからの発売です。(ROCKは、ユニバーサル・インターナショナル)

マーキュリーに移籍してからのコステロは、POPの大先輩、バカラックとの競演盤を製作したり、南部臭のする芳醇な、デリバリー・マン(これは近年久々の傑作!)や、完全にクラッシックの組曲を発表したりと、ジャンルも何もかも、最早ぐちゃぐちゃな活動をしています。

ついて行けないリスナーをあざ笑うかのようです。
なんとか、ふらふらになりながらも、付いて行ってます(笑)

そんなリスナーを不憫と思ったのでしょうか?
今回のコンテンポラリーのレーベルからの発売の本作は、ROCKフィールドでぐずぐずしているV.J.も1発KOの、めちゃくちゃかっこ良いSOUND!

2004年のノース・シー・ジャズ・フェスティヴァルの模様を収録したライヴ盤だそうですが、BIG BANDをバックに、往年のSPY映画のサントラみたいな、スリリングで、性急で、でも、優しくて…
演奏フォーマットは全く異なりますが、これはPUNKだよ!

おっと、新譜紹介ではなかった。

でもね、
こうやって、コステロの過去・現在を俯瞰して見れる素材が発売になって改めて感じる事。

それは…
エルビス・コステロってヤツの活動は

POP

と言うコトバで、全て1本の線でつながります。

本当にしなやかなのに芯のある音楽。
これからも、ふらふらになりながらも付いて行きますぜ!

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posted by V.J. at 01:55| 東京 ☁| Comment(11) | TrackBack(2) | ARTIST | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
その初期以外は熱心に聴いた人では無いんですけど、70年代のコステロは、特に今聴くと燃えますね。
1〜6の曲目を見ただけでもトリハダもんですわ!
Posted by Blue1981 at 2006年01月18日 09:46
最初に彼に出会ったのは(知り合いかい!)、高校の部室で。先輩が持ってきたデビュー作でした。それこそリアルタイムで。

ジャケットは少しふざけているのかな、と思うくらいバディ・ホリーのようでもあり。その曲はどの曲もパンクの連中をあざ笑いながら十分にパンク精神、そのものでありました。もうあれから28年、コステロは変貌を多く遂げ全く聞かなくなりましたが、このファーストだけは別格的に大好きなままです。
Posted by ぷくちゃん at 2006年01月18日 19:19
このDVDはマストですよね!といっても相変わらずまだ買ってないんですが・・・。でもこれはマジではよ買おっ!と思ってます。

横山やっさん、じゃなくてコステロについて昔書いた記事飛ばさせてもらいました!
Posted by カナ at 2006年01月18日 22:37
>コステロについて昔書いた記事飛ばさせてもらいました!

と思ったら、ウェブリブログの緊急メンテとかで今日はログインできなくなってました。

明日飛ばします!
Posted by カナ at 2006年01月18日 22:41
Pump It Upのプロモ・ヴィデオを見て、ぶっ飛びました!
それから、はやウン十年!
未だ、1st、2nd、そして、イッテマエ的なBlood&・・・が、大のお気に入りです。
ゴリゴリPop感!たまらないですよね。
Posted by リュウ at 2006年01月18日 23:33
>Blueさん
コメントありがとうございます!

>1〜6の曲目を見ただけでもトリハダもんですわ!
やっぱ、そうっすよね!
僕ももうどうにもならない位、この時期のコステロが好きなんですよ。やっぱり…

結局は、Blueさんのとこでちょこっと出てきた佐野の初期3部作の幻想をいつまでも追い続けるのがファン。
本人は、それを知って知らぬ振りをして、軽やかに、ファンが戸惑う方向にばっかり進んで行く。

まぁ、アーティストとしてマンネリに落ち込む事自体が危険な事って気もしますが、本人が思う程、変わった姿を望んでいるか?
って言うと…ですよね。

ま、コステロは腐れ縁って感じもしますので、裏切られたり、おぉ!って思ったりの繰り返しで聴いてゆくんだろうなぁ。

って思います。
Posted by V.J. at 2006年01月18日 23:51
高校の汗臭い部室
先輩
彼と初めて出会った

やっぱりP氏は…

どう考えても「薔薇」の香りしかしないんですけど(爆)

>ファーストだけは別格的に大好きなままです。
リアルタイムですか!(笑)
僕の初コステロは、Get Happyからですが(リアルタイムかどうかは失念)そこから遡って、初期の作品を聴いてハマッタ口です。

やっぱり、初期の衝撃は永遠ですよね!
でも、今回のストリングス付JAZZ BIG BANDとの競演、これは、すっかり部室での甘美なおもひでがトラウマになっているぷくちゃんでも、グッと来ると思いますよ!

Posted by V.J. at 2006年01月18日 23:57
>カナさん

なんか今日、ネット激重です…
これからカナさんのとこ伺って、コステロの記事探してみます!

でも、マジ、これホントお奨めですよ!!!
何が最高って、本文にも書きましたが、全PVにコステロ本人がコメント入れていて、このコメがまぁ爆笑モノ♪

これ、一家に一枚、必需品ですよ!
No Direction HomeはDVDが出たら、それで済むと思いますが、こいつは、代わりが無いですからね(笑)

もうこんな事言ってたりする(爆)
Posted by V.J. at 2006年01月19日 00:02
>リュウさん

コメントありがとうございます!
やっぱ、この記事書いてみて、皆さん初期が大好きなんですよねぇ〜

僕も当然そうなんですけどね(笑)

いやでも、くどい様ですが、一緒に出たオーケストラとの競演アルバムは良いっすよ!
初期だと、ウォッチ・ザ・ディテクティヴズとかもやったりしているんですけど、これ、マジ、かっこ良いですよ!

Blood〜が好きですか!
あれは、色々ごたごたがあった中での発売だと聞いた事がありますが、当時のAlbumの中でも群を抜いて、ぐっちゃぐちゃのパワーに満ちていて、僕も好きですよ!

Posted by V.J. at 2006年01月19日 00:09
コステロTOP3(笑)!!!
1.(What's so funny 'bout) Peace,Love & Understanding
2.Oliver's Army
3.There's A Story In Your Voice
チョット変デスカ?
ちなみにカントリー好きの私としては当然「ALMOST BLUE」も好きです。実はこれがコステロ初買いでした。かなり変ですね?
あとカラオケ行くと女の子たちからよく”She歌って〜”とリクエストが入り、嫌々歌ってます。
相当ヘンですね?
Posted by masa at 2006年01月19日 00:47
誰かAll This Useless BeautyがFavoriteって言うツワモノはいないのか!

>兄ィ
変ぢゃないです!
俺はRED SHOESが一番かなぁ…
一番には挙げない曲だよな。やっぱ。
Oliver's Armyも同じ位好きかも…

今回のNew Album、Almost Blueも歌ってます!
でもそんなのより、兄ィのSheが聴きたい(爆)
そんな女子なんて構わず、ナム行っといて下さい!(どんなうた?)

Posted by V.J. at 2006年01月19日 01:08
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コステロ師匠のマイ・フェイバリット・ソングス・ベストテン!
Excerpt: 今夜のBGM・・・ ELVIS COSTELLO / THIS YEARS MODEL
Weblog: 音楽酒場
Tracked: 2006-01-19 21:29

コステロの、ブルーで青い(笑)カントリー・アルバム。
Excerpt: 今夜のBGM・・・ ELVIS COSTELLO & THE ATTRACTIONS / ALMOST BLUE
Weblog: 音楽酒場
Tracked: 2006-01-29 03:33
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