ま、事務所の方が管理人してて、適当に送ったんだとは思いますが、SHOW-YAといえば、V.J.が若かりし頃、ドキドキしながらPVとかを見ていた憧れのおねいさま…
最初は、エロTBかと思いました(爆)
伺って見たらホンモノだった!
(失礼致しました)
この前のディスク・ユニオンに続き、スターからのトラバにちょっと緊張。
誰がどこで読んでるかも分からないので、もっと読者の方の事を考えて文章を推敲しないと…
と思う日々。
ま、そんなこと、面倒くさくて出来ないんですけど(苦笑)
で、恒例の「聴かずに死ねるか!」ですが、
先日の記事で、同一タイトル8枚所有と言う、もはや普通の音楽ファンには理解を超えた記事を掲載しましたが、今回は、次点の7枚所有のAFTERMATHを紹介します。
66年発売のAFTERMATHは、STONES初の全曲ジャガー−リチャーズのオリジナルで固めた初めての作品です。
BandからArtistへと歩みだした、ある意味、「第二のデビューアルバム」と、言っても良い重要作です。
元々は、Could You Walk On The Water?って名前で、映画のサントラの予定でしたが、結果、サントラには使われずに発売されてます。
録音は全曲アメリカのRCAスタジオ録音。
これも、そういう意味では、米盤がオリジナル盤と言うべき作品でもあります。
前回記事(OUT OF OUR HEADS)でもそうでしたが、ここでも米英でジャケのデザインが違います。
当然、収録されている曲も違います。
アメリカでは、シングル盤を収録して、LPの売り上げUPを狙うのが常套手段。
イギリスでは、シングルとアルバムは全く違うもの。と言う考え方。
圧倒的に、イギリス派ですね。V.J.は。
特に、Aftermathはトータルアルバムと言う程大げさでは無いですが、英盤の楽曲の並び順がどう考えてもしっくりします。
米盤は、Mother's Little Helperをオミットして、当時の米シングル、Paint It,Blackに差し替え。
更にあろうことかC.ファーロゥがカバーしたOut Of Time他2曲をカットしての発売になります。
挙句の果ては、ジャケを代えてご丁寧にfeaturing Paint It,Blackとジャケに表記…
で、アメリカでは、Paint It,Blackのカンマの位置で大モメ
Paint It Black(黒く塗れ)ではなく
Paint It,Black(おい、ク●ンボ、それ塗っとけ)
と読めると、猛抗議…
確かに、STONESが初めてアメリカで録音した時、M.Watersは大スターだと思っていたら、ペンキ塗りだか大工だか清掃夫だかの仕事をしていて驚愕したという話を聞いた事あります。
だからといって、敢て、「誤解される」タイトルを付けるトコロなんぞ、STONESいけません。
で、AFTERMATHですが、今でも必殺のナンバーUNDER MY THUMB(これも歌詞が女性蔑視だと言うことで、物議をかもしました。「親指の下にオンナを飼ってる」だっけ?)
や、名曲Lady Jane、ちょっとジャムってみました。のGoin' Home等聴き所の多いAlbumです。
そんなSTONESにとっても重要なAlbumであるAFTERMATHですが、我家には7枚程ありました(笑)
↓
左上から
・UKオリジナルMONO(通称「シャドゥ・カバー」)
・UKオリジナルMONO(通常盤)
・UKオリジナルSTEREO
・UK-EXPORT STEREO
下段
・UK仕様SACD
・US仕様CD
・USオリジナルMONO
の7枚
シャドー・カバーは話題沸騰のデフジャケ!
レココレの寺田編集長も「今年の収穫」で入手した!と騒いでました。
実は…
V.J.はなんと数年前に既に入手していたのでした♪
某店で何気なく売られていて、ま、そんなにバカ高い値段ではありませんでした。(1万ちょっと)
いまや10万近く出さないと入手出来ないブツですので、急遽我家の宝物になりました(笑)
こっちが通常盤
↓
で、こっちがシャドー・カバー
↓
単に、字に影がついているだけです!
また、バカぢゃねーの?コメが来るでしょう(笑)
いいんです!
これぞVynil蒐集の醍醐味(爆)
ただ、この影の付き方にも、色々な種類があるそうです。
うちのは見て頂いてもお分かりの様に、影が小さい。
どっかのショップでうやうやしく鎮座ましましていたシャドーはもっと大きかった…
で、UK盤4枚のレーベル面
↓
この当時(66年)では、普通のレコはモノラル盤のほうが素晴らしいのが常です。
しかし…
AFTERMATHに関しては、STEREO盤(青い、OPEN DECCAの1st Press Stereo)の方が圧倒的に良い音なんですよ!
なんか、MONOはもこもこした様な音圧も低い音。
STEREOは鮮烈且つシャープな音!
やっぱ、全曲アメリカRCAスタジオ録音です。
当時はUSの方が録音技術が進んでいたのでしょう。
STEREOでこれだけの音が残せたのですから!
ちなみに、STONESのAlbumとしては、AFTERMATHからが確かリアルステレオです。前作のOUT OF OUR HEADSで、OPEN DECCAのSTEREO盤を紹介しましたが、あれは擬似ステレオです。
で、白いレーベルが見えるかと思いますが、これが、70年代のUK-EXPORT WHITE BOXED DECCAのSTEREO盤です。
白ラベのEXPORTはゲット・ヤー・ヤー〜にも存在しますが、こっちのほうがレアと言われてますね。でも、OPEN DECCAのSTEREOに比べると、圧倒的に鮮度が落ちます。
聴き比べると、やはり初期盤のほうを聴く。ってのは正しい気がします。
で、US盤ですが、レーベル面はコンナ感じ
↓
レタッチでいじり過ぎましたので、分かりずらいですが、赤では無くマルーン。レコード番号がデカイ文字のUS 1st Pressとよばれるレコです。
UKに比べると雑な気がしないでもないですが、やっぱ、低音がボンボン出てきます。ROCKの迫力って点ではUS盤侮れません!
とにかく、STONESを語るうえでは避ける事の出来ないこのAFTERMATH。この記事をUPするのにあたり、UK盤、US盤と立て続けに聴きましたが、やっぱ良いなぁ〜
サイケデリックに足を踏み入れる一歩前。
渾沌期に向かう前に全曲オリジナルで勝負。
時代とべったり迎合する前の、自身が時代の先頭を走っていた最後のAlbumともいえるこのアルバムは必聴ですぜ!
ま、こんなに同じブツを買う必要はゼロですが(爆)
P.S.
追記です。
今、レコを片していたら、日本盤も出てきました…
次点ではなく、OUTOFOURHEADSと同率首位でした(激爆)
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寺田恵子、じゃなくて寺田編集長。VOODOO LOUNGE TOURの時、実はネタ提供で何度か電話で話しています。レココレにも私の名前がバッチリ載っちゃいました。でも彼は私のことなんてもう覚えていないでしょう。いいさ、それでも...。
兄ィ
>レココレにも私の名前がバッチリ載っちゃいました。
うげー、すげー
多分STONESの載ってるレココレは全て家にあるはずだから、探してみよう!
なんか、STONESの記事書くの、こんな素人が書いて良いのか!って気になる事多数…
ちなみに、V.J.は先週、某週刊誌に、某社に対するコメンテータみたいな感じで掲載されちゃったりしてます(笑)